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420mmのCPUクーラー「iCUE LINK TITAN 420 RX RGB AIO」も装着できる

フルモジュール式×大きくて組みやすい! スチールで剛性も高いPCケース「CORSAIR FRAME 5000D」をチェック

2025年09月12日 14時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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420mmラジエーター採用のCPUクーラーも搭載可能
ケースの大きさも相まって組みやすい

 では、ケース内部を見ていきましょう。FRAME 5000Dは、上面に最大420mm、前面に360mm、側面に360mmのCPUクーラーのラジエーターを搭載可能です。丁度「iCUE LINK TITAN 420 RX RGB AIO」も届いたので搭載してみましたが、かなり大きいのでライティングもド迫力です。

「iCUE LINK TITAN 420 RX RGB AIO」

 また、もともと360mmのラジエーターを装着しようと思っていたので、ファンはラジエーターファンのサイズは120mmでしたが、iCUE LINK TITAN 420 RX RGB AIOのラジエーターファンのサイズは140mm。ただ、FRAME 5000Dは調整可能なスライド式のレール「InfiniRail マウントシステム」により、簡単に付け替えることができます。

ラジエーターファンは140mm

ヘッドは交換キットを使えばLCDディスプレー搭載モデルにもできます

ちなみに側面にも140mmファン×3か、360mmのラジエーターを装着できるフレームも付属しています

フルモジュラー形式が組んでいる最中にも活きる
背面のケーブルもまとめやすい

 あと、実際に組んでみて感じたのはフルモジュラー形式の組んでいる最中にも活きてくるという点。パネルを取り外してケーブルを通して、そのあとに再度装着するととても楽でした。

このケーブル隠しの部分がFRAME 4000Dと異なり、よりケーブルが見えづらくスッキリした見た目にできます

CORSAIRのロゴが施してあります

ビデオカードステイも搭載していて、こちらも取り外し可能でした

下にもケーブルを通す場所があります

マザーボードを装着する箇所も取り外せます

 ケース自体が大きいので、小さいケースと比べると手を入れるスペースも大きく、小さいケースと比べると組みやすかったというのも正直なところ。初めて自作するという方は、これくらいのサイズから始めてみると、最初は楽かもしれません。

 背面はマジックテープがかゆいところにもあってまとめやすいほか、iCUE LINKと組み合わせたい人でうれしいのが、マザーボードの裏のスペースはiCUE LINK システムハブがくっつくようになっています。システムハブ自体には、設置するためのテープが付属していますが、一度装着してやっぱり位置や角度を変えたいなということも結構あるので、テープいらずでくっつけられるのは便利だと感じます。

右サイドは、いたるところにケーブルをまとめるマジックテープがあって、キレイに配線できます

iCUE LINKのシステムハブがくっつく場所があります

 背面をみると、電源用の脱落防止ネジがあり、電源を簡単に固定できます。これがなぜ便利かというと、ケースにあらかじめ2本のネジが取り付けられているので、「あれ、ネジどこいった?」ということも置きません。電源用のネジをさらに2個追加すれば、よりしっかりと固定することもできます。

背面

 また、背面のビデオカードのブラケットは、向きを簡単に変えることが可能です。ライザーケーブルを用意して、ビデオカードを縦置きで設置したいというときに便利です。

ブラケットの方向を変えれば、ビデオカードの縦置きも可能です

 FRAME 5000Dは、ファンが光らないモデルの価格が2万9480円前後、光るモデルが3万1780円前後です。ケースとしては高いほうですが、デザインや素材、カスタマイズ性の高さを考えると、長く使うPCケースとしてもオススメです。置き場所を確保できるのであれば、まずは店頭で質感やデザインをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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