OpenAIは9月3日、ChatGPTの「プロジェクト(Projects)機能」を無料ユーザーにも提供開始した。ブラウザー、Androidでは既に全ユーザーに展開済みで、iOSは「今後数日のうち」に順次提供予定だ。
プロジェクト機能は、関連するチャットやファイル、指示を1つのまとまった作業単位として管理できるワークスペース機能。長期的な作業や反復的な作業、執筆や調査、計画などを、文脈を維持したまま進められる。プロジェクト内では、複数のチャットやアップロードしたファイルを一緒に管理できるほか、プロジェクト専用のカスタム指示を設定し、プロジェクトに特化したチャットボットの応答スタイルを維持することができる。
無料プランでは、プロジェクトあたり最大5つのファイルがアップロード可能となった。Plusプランでは最大25ファイル、Pro/Business/Enterpriseプランでは最大40ファイルのアップロードが可能だ。
また、「プロジェクト専用メモリー(project‑only memory)」機能が新たに導入された。機能を有効にすると、プロジェクト内のチャットやファイルから文脈を参照し、プロジェクト外のチャット履歴やグローバルなメモリーを利用しないようにできる。







