予算と用途はあらかじめ決めておこう! ジサトラメンバーがゲーマー女子きくちのために考えた構成も紹介
編集部ゲーム女子、初めての自作PC! パーツはどう選ぶ? 店舗に行く前に確認することとは?
2025年09月05日 11時00分更新
ジサトライッペイ、ドリルキタムラ、ヤヒロがきくちに提案した構成を紹介
さてさて、ここからはきくちの予算や用途に合わせて、ジサトラメンバーが考えた構成を紹介していきましょう。
まずは、ジサトライッペイから。構成は、以下になります。
| ジサトライッペイのパーツ構成 | ||
|---|---|---|
| CPU | インテル「Core Ultra 7 265K」(20コア/20スレッド、最大5.5GHz) | 5万980円 |
| CPUクーラー | ドスパラセレクト 「L360M-RGB-WH」(簡易水冷、360mmラジエーター) | 1万2800円 |
| マザーボード | ASRock「Z890 LiveMixer WiFi」(インテルZ890、ATX) | 3万2980円 |
| メモリー | ADATA「LANCER CUDIMM RGB DDR5 AX5CU8400C4024G-DCLACRSG」(24GB×2、DDR5-8400、CUDIMM) | 3万5800円 |
| ストレージ(メイン) | ADATA「LEGEND 900 PRO SLEG-900P-2TCS-DP」(2TB M.2 SSD、PCIe 4.0) | 1万6980円 |
| ストレージ(データドライブ) | ADATA「LEGEND 900 PRO SLEG-900P-2TCS-DP」(2TB M.2 SSD、PCIe 4.0) | 1万6980円 |
| ビデオカード | Palit「GeForce RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB NE7506T019T1-GB2061S」(16GB GDDR7) | 7万5800円 |
| 電源ユニット | ASRock「Steel Legend SL-850GW」(850W、80 PLUS GOLD、Cybenetics PLATINUM) | 1万9980円 |
| PCケース | ドスパラセレクト 「XR PASTEL BEIGE (ATX ガラス)」(ATX、ミドルタワー) | 7980円 |
| OS | Windows 11 Home(パッケージ版) | 1万6280円 |
| 合計金額 | 28万6500円 | |
きくちは動画編集もするということだったので、ジサトライッペイはCore Ultra 7 265Kをチョイス。また、メモリーが32GBでもなく64GBでもなく48GBというのも面白い点です。ストレージは2TB×2で4TBを採用しており、容量は十分です。そのほか、ケースとCPUクーラーはドスパラセレクトのモデルをチョイス。ドスパラセレクトは、ドスパラ専売モデルで、高品質なパーツをリーズナブルな価格で購入できるのがポイントとなっています。
ビデオカードはGeForce RTX 5060を採用しており、写真・動画編集では十分で、ゲームでもフルHDはもちろんタイトルによってはWQHDでも快適に遊べる性能となっています。きくちの要求どおり、30万円以下でしっかりとゲームとクリエイティブのバランスを取った1台だと感じました。
続いてドリルキタムラがチョイスした1台がコチラ。
| ドリルキタムラのパーツ構成 | ||
|---|---|---|
| CPU | AMD「Ryzen 7 9800X3D」(8コア/16スレッド、最大5.2GHz) | 8万4804円 |
| CPUクーラー | ASUS「PRIME LC 360 ARGB WHT」(CPUとセットでマイナス3300円) | 1万5162円 |
| マザーボード | GIGABYTE「B850M DS3H ICE」 (B850、MicroATX) | 2万3800円 |
| メモリー | ドスパラセレクト「D5D6000-16G2A1-RGB-WH」(16GB×2、DDR5-6000) | 1万8780円 |
| ストレージ(メイン) | ADATA「SMAR-980B-1TCS-DP」 (M.2 SSD 1TB、PCIe 5.0) ドスパラ限定モデル | 1万7480円 |
| ビデオカード | ZOTAC「GAMING GeForce RTX 5070 AMP White Edition」 | 9万9980円 |
| 電源ユニット | ASRock「Steel Legend SL-850GW」(850W、80 PLUS GOLD、Cybenetics PLATINUM) | 1万9980円 |
| PCケース | ドスパラセレクト「MONTECH XR」(W-DP) | 7980円 |
| OS | Windows 11 Home(パッケージ版) | 1万6280円 |
| アクセサリー | アイネックス「電源スイッチ 有線リモコン DTE-03」 | 1380円 |
| 合計金額 | 29万9596円 | |
ドリルキタムラの構成は、インテルではなくRyzen 7 9800X3Dを選択。GPUもGeForce RTX 5070を採用しているので、どちらかというとゲームとクリエイティブだとゲームモデルよりだと感じます。
また、きくちのパソコンを置く位置がちょっと特殊で、パソコンの電源を入れて、ちょっと移動して椅子に座る必要があるとのことで、電源スイッチのリモコンも用意。こういったちょっとしたアイテムをそろえるのも、パソコン自作では面白い点なのかもしれないです。
そのほか、ケースのMONTECH XRに合わせて、ビデオカードもホワイトモデルをチョイスしている点にも注目したいです。せっかく自作するんですから、色にもこだわりたいですよね。
最後に、ヤヒロが考えた構成が以下のとおり。
| ヤヒロのパーツ構成 | ||
|---|---|---|
| CPU | インテル「Core Ultra 7 265K」(20コア/20スレッド、最大5.5GHz) | 5万980円 |
| CPUクーラー | noctua NH-D15 chromax.black | 1万4980円 |
| マザーボード | ASRock「Z890 LiveMixer WiFi」(インテルZ890、ATX) | 3万2980円 |
| メモリー | Crucial CP2K32G56C46U5 (DDR5 PC5-44800 32GB 2枚組) | 2万3380円 |
| ストレージ(メイン) | Western Digital WD Black SN7100 WDS200T4X0E (M.2 2280 2TB) | 2万1530円 |
| ストレージ(データドライブ) | ドスパラセレクト PG4-020TA1 (M.2 2280 2TB) | 1万5980円 |
| ビデオカード | ASRock Radeon RX 9060 XT Challenger 16GB OC | 5万9800円 |
| 電源ユニット | ドスパラセレクト 850W-GOLD-ATX31-BK (850W ブラック) | 1万5980円 |
| PCケース | ZALMAN Z10 DS Black | 2万2000円前後 |
| ケースファン | NZXT F140Q RF-Q14SF-B2×2 | 1773円×2 |
| OS | Windows 11 Home(パッケージ版) | 1万6280円 |
| 合計金額 | 27万1816円 | |
ヤヒロは、Core Ultra 7 265KにGeForce RTX 5070をチョイス。加えて、マザーボードにUSB端子を23基搭載するASRockのZ890 LiveMixer WiFiを採用しています。また、前面半分がディスプレーという変わったPCケースを選択していました。
この構成をみたきくちの反応は?
「よくわからない」
さて、3人でこの構成をきくちに持ち寄り、どれがいいか聞いてみたところ、第一声は「わからない」でした。構成を考えたこと自体には感謝してくれたのですが、確かに自作パソコンを作ったことがない場合、構成だけを見せてもよくわからないですよね。
ただ、「動画編集もするからCore Ultraがいいですかね?」とか「ディスプレーが4KなのでGeForce RTX 5070のほうがいいですよね?」といったことは聞いてくれました。きくちはお兄さんに聞きながらビデオカードやメモリーをアップグレードしたという過去があるので、まったく知識がないというだけあって、どの構成を選択したらいいのか迷ったのかもしれません。
また、今どきのホワイトのケースが刺さるかなと思いましたが、意外にも「部屋がグレーが基調なので、どちらかというと黒寄りがいいんですよね。でも、前面がディスプレーというのは面白いですね!」と、ヤヒロが提案したケースのZALMAN Z10 DS Blackに興味を示していました。
デザインの好みも、人それぞれなんだなあとしみじみ感じました。ケースについても、ネットで調べるのもいいですが、実物が置いてある店舗に行って、サイズや質感がどんな感じか確認したほうが、届いたときにちょっとガッカリする可能性が減るのでオススメです。
ということで、こうなったらこの構成を持って実際に店舗に行こうじゃないかということで、次回はドスパラ 秋葉原本店にきくちが行ってみた編をお届けします。







