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T教授の「戦略的衝動買い」 第841回

テーブルが音を奏でる!? サウンドテーブルを衝動買い

2025年08月30日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●ASCII

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サウンドテーブル

Bluetoothスピーカーにもなるテーブルを衝動買い。価格はなんと7000円弱だ

 かつてオーディオマニアだった筆者は、25年ほど前までは自宅のリビングに左右で120Kgを超える巨大スタジオモニターと重量級プレーヤーやアンプが並べており、眉間にしわを寄せながら音楽に没頭していた。

 その後は都心の狭いマンションに移り、オーディオ機器はインテリア志向の「Beosound 9000」に替えてみたが(「3点で約250万円! 1%も後悔していない衝動買いBest 3」)、それも徐々に使わなくなった。今ではスマホ+Bluetoothスピーカーやイヤフォンが標準的な音楽環境になっている。

 そんな折、リビングに長く置いていたクマのテーブルが小さすぎて不便になり、代替品を探していたところ、ワイアレス充電機能やBluetoothスピーカーを内蔵した「サウンドテーブル」なるユニークなメディアプレーヤー製品を見つけ、思わず衝動買いしてしまった。

サウンドテーブル
サウンドテーブル

それまで使っていたクマのテーブルを買い替える形で導入した

スペックと外観

 今回衝動買いしたのは「CICONIA サウンドテーブル STC-109BBR」のブラウンモデルである。購入はジャストマイショップで、送料込み6997円。ネット検索すれば各種ECサイトで広く販売されている。

 外観は直径約38cmの円形テーブルトップに木目調仕上げ、側面にはファブリック素材が巻かれており、3本脚をねじ込むだけで完成する簡単組み立て式。付属品はAUXケーブル、USB給電ケーブル、取扱説明書というシンプルな構成である。

サウンドテーブル
サウンドテーブル
サウンドテーブル

仕組み的にはシンプルそのものだ

入出力と機能

 テーブル底面には電源端子(DC 5V IN)、USB端子、AUX端子を備える。USB端子はデジタル音源の再生にも対応し、常時挿しっぱなしのUSBメモリをミュージックサーバー代わりにできるはずだ。

サウンドテーブル

底部に各種コネクタがある。USB端子にUSBメモリをつないでおけばその中の音源を再生してくれる

 操作はテーブルトップの4個のタッチパネル式で、POWERボタンの短押しでBluetooth→AUX→Musicの3モードを切り替える。ガイダンス音声(英語)が流れるため、切替の状態がわかりやすい。

音楽ソースの実際

 筆者はBluetoothモードではスマホからAmazon Musicを再生、AUXモードでは以前このコラムでもご紹介したアナログレコードプレーヤー「サウンドバーガー」(「昭和レトロなプレーヤー復刻版「サウンドバーガー」を衝動買い」)を接続して楽しんでいる。パッシブなプレーヤーだが音量的には問題なかった。

サウンドテーブル
サウンドテーブル
サウンドテーブル

Bluetooth接続も可能。今回はサウンドバーガーも繋いでみた

 USBモードでは大昔のMP3ライブラリを1000曲ほど入れたUSBメモリを常駐させ、ラジオ感覚でBGMを流すのに活用している。音質は低域に厚みはないもののバランスは良く、リビングのBGM用途なら十分である。ただし基本機能に瑕疵が無ければのお話だ。

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