ローエンドモデルが登場で「Dell」ラインアップが完成です
発表会速報!! デルが14型8万円台・16型10万円台のRyzen搭載ノートPC「Dell 14/16」発売開始
2025年08月30日 00時01分更新
デル・テクノロジーズは8月29日に発表会を行ない、ノートPCの「Dellシリーズ」2機種8モデルを発表した。
旧来のInspiron 3000/5000シリーズにあたるローエンドモデルで、14型の「Dell 14」では8万4800円から、16型の「Dell 16」も10万4800円から購入できるのが特徴で、同日発売となった。
今回の発表で、年初から始まったDellの製品名改変が完成し、コンシューマー&ビジネス向けの「Dell」、「Dell Plus」、「Dell Premium」、「Alienware」、ワークステーションの「Dell Pro/Pro Max」が揃った。
Ryzen 200とRyzen AI 300シリーズ採用
プラスチックとアルミボディが選択可能
「Dell 14」 (DC14255)
今回のDell 14/16シリーズは、AMDのRyzen搭載で、ボディーはプラスチックとアルミニウムがある。
Dell 14では、CPUにRyzen 5 220/7 250ろ搭載した下位モデルがプラスチックボディーで、色はプラチナシルバーとカーボンブラックの2色。
CPUにRyzen AI 5 330/7 350を搭載する上位モデルはCopilot+PC対応で、アルミニウムボディーで色はプラチナシルバーとミッドナイトブルー。こちらは指紋認証、キーボードバックライト、プライバシーシャッター搭載のFHD Webカメラ、Wi-Fi6Eを搭載する。
下位モデルには、指紋認証がなく、キーボードバックライトは搭載せず、シャッターなしのHDカメラ、Wi-Fi6となる。
メインメモリーはメインボード直付けではなくスロットでDDR5 5600MT/sを16または32GB内蔵、1スロット増設可(最大32GB)だ。SSDは512GBまたは1TBで、価格は最下位のRyzen 5 220+ 16GB+ 512GBが8万4800円、最上位のRyzen AI 7 350+ 32GB+ 1TBが17万4000円となる。
インターフェースやディスプレーは共通で、USB3.2Gen1 Type-Ax2、ヘッドホン端子、HDMI1.4、USB3.2Gen2 Type-C(DisplayPort 1.4およびPower Delivery対応)、SDカードスロット、Bluetooth 5.3を、ディスプレーはFHD+ 1920x1200ドットのIPS液晶で、非光沢、300ニトを搭載する。
プラスチックはサイズが314×226.15×16.9~19.9mm、重さは1.54kg~、アルミニウムは314×226.15×15.86~18.9mm、1.56kg~と、素材は異なるが重さはあまり変わらない。
テンキー搭載でも2kg切り
「Dell 16」
(DC16255 / 16256)
16型はプラスチックの下位モデルがDC16255、アルミニウムの上位モデルが16256と型番が異なる。ボディーカラーは14型と同じで、それぞれ2色となる。
下位モデルはCPUがRyzen 5 220/7 250で、上位モデルはRyze AI 7 350のみで、価格は10万4800円~18万4000円だ。
14型と同様に、下位モデルは指紋認証がなく、キーボードバックライトは搭載せず、シャッターなしのHDカメラとなり、上位モデルはすべてありで、加えてSDカードスロットを搭載する。
インターフェースは共通で、USB3.2Gen1 Type-A×2、USB 3.2Gen2 Type-C(DisplayPort 1.4およびPower Delivery対応)、ヘッドホン端子、HDMI1.4、WiFi-6、Bluetooth 5.3を搭載する。
下位モデルは357.3×250.6×16.74~19.9mm、1.89kg~、上位は356.78×249.52×16.18~19.05mm、1.92kg~となる。





























