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【無料】グーグル、画像の編集性能がすごい画像生成AI「Gemini 2.5 Flash Image」

2025年08月27日 16時55分更新

文● スミーレ(@sumire_kon)

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新モデルの告知バナー

 グーグルは8月26日、最新の画像生成・編集用AIモデル「Gemini 2.5 Flash Image」を発表。同日より、スマートフォンの「Gemini」アプリ、Google AI Studio、Vertex AIの3サービスで提供を始めた。

 主な改善点や追加機能は以下のとおり。

●キャラクターデザインの一貫性強化(誤編集の抑制)

 画像内の人物等をAIが勝手に編集してしまう現象を抑制することで、編集におけるキャラクターデザインの一貫性を強化。背景や被写体の衣装変更などの精度が向上したほか、これまで難しかった被写体のポーズ変更にも対応している。

Geminiで生成した「飛び跳ねるモナ・リザ」のイラスト

Geminiで生成した「飛び跳ねるモナ・リザ」のイラスト

Geminiで「飛び跳ねるモナ・リザ」の右手をサムズアップさせたイラスト

Geminiで「飛び跳ねるモナ・リザ」の右手をサムズアップさせたイラスト

イラストの地面と背景の変更例

イラストの地面と背景の変更例

Geminiにイラストの背景から雲を消すよう指示した結果

Geminiにイラストの背景から雲を消すよう指示した結果

●プロ顔負け?の合成写真作成機能

 今回のアップデートでは、新たに合成写真の作成機能が追加された。

 使い方は至ってシンプル。素材となる写真をGeminiに渡し、チャットで完成品(合成後)のイメージを伝えるだけでよい。イメージの伝え方(プロンプト)を工夫することで、合成の際、元画像にない背景を加えたり、被写体のポーズを変えたりすることも可能だ。

●チャットによる追加編集機能/画像を組み合わせた新デザインの作成機能

 ほかにも同社では、画像の生成後にGeminiとのチャットを継続して、画像を追加編集する機能や、2つの画像を組み合わせて新たなデザインを作り出す機能を用意。

 スマホのGeminiアプリから無料で使えるので、気になった人は一度試してみるとよいだろう。

 なお、Geminiアプリで作成または編集された画像には、第三者でも生成AIが関与したことがわかるよう、目に見える透かしと、目に見えないSynthIDデジタル透かしが自動挿入される。

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