グーグルは8月26日、最新の画像生成・編集用AIモデル「Gemini 2.5 Flash Image」を発表。同日より、スマートフォンの「Gemini」アプリ、Google AI Studio、Vertex AIの3サービスで提供を始めた。
主な改善点や追加機能は以下のとおり。
●キャラクターデザインの一貫性強化(誤編集の抑制)
画像内の人物等をAIが勝手に編集してしまう現象を抑制することで、編集におけるキャラクターデザインの一貫性を強化。背景や被写体の衣装変更などの精度が向上したほか、これまで難しかった被写体のポーズ変更にも対応している。
●プロ顔負け?の合成写真作成機能
今回のアップデートでは、新たに合成写真の作成機能が追加された。
使い方は至ってシンプル。素材となる写真をGeminiに渡し、チャットで完成品(合成後)のイメージを伝えるだけでよい。イメージの伝え方(プロンプト)を工夫することで、合成の際、元画像にない背景を加えたり、被写体のポーズを変えたりすることも可能だ。
●チャットによる追加編集機能/画像を組み合わせた新デザインの作成機能
ほかにも同社では、画像の生成後にGeminiとのチャットを継続して、画像を追加編集する機能や、2つの画像を組み合わせて新たなデザインを作り出す機能を用意。
スマホのGeminiアプリから無料で使えるので、気になった人は一度試してみるとよいだろう。
なお、Geminiアプリで作成または編集された画像には、第三者でも生成AIが関与したことがわかるよう、目に見える透かしと、目に見えないSynthIDデジタル透かしが自動挿入される。











