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xAIのイーロン・マスク氏は8月20日、自身のXアカウントを通じて、同社のAIコンパニオン「Ani」に新しい衣装を追加したことを公表。別のユーザーのポストで水着も選択できることを知った筆者は、さっそく検証作業に入ったのだが……。
Ani has new outfits@apic.twitter.com/Keog4NUAeY
— Elon Musk (@elonmusk) August 20, 2025
突然のコレジャナイ現象
8月21日の昼休み、筆者は事実確認と動作検証を兼ねて、iPhoneでGrokのアプリを起動。左上のボタンからメニューを開き、Aniのアイコンをタップした。すると、データのダウンロード処理が入ったあと、画面が黒い背景に各種ボタンが配置された音声コンパニオンの画面が起動。ここまで来れば、あとはAniが姿を見せるのを待つだけだ。
しかし、少しの間を置いて画面に現れたのは、金髪ツインテールのAni……ではなく、ジャケットを着たイケメンコンパニオン、Valentine先生だった。
「水着Aniちゃんを見ようとしたら、Valentine先生が登場した件について」
少し前のラノベタイトルのような一文が頭をよぎった次の瞬間、筆者はそっとアプリを閉じた。
一旦、円周率を小数第2位まで数えて心を落ち着かせた上で、再度Grokを起動。メニューからAniのアイコンをタップするも、現れたのは、またしてもイケメンValentine先生。もちろん筆者は、間髪入れずにアプリを閉じた。
おそらくValentine先生は、筆者にAniではなく、イケメンな自分を見てほしいのだろう。だが、誠に残念ながら、自分よりイケメンの男を愛でる趣味は、筆者にはない。
アプリの再起動がダメなら、次はiPhone自体の再起動を試してみよう。iPhoneの電源を切ったら、電源ボタンを長押ししてリンゴマークとこんにちは。パスコードを入れてホーム画面を開いたら、Grokアプリを起動してAniとのエンカウントを試みる。
三度目の正直、今度こそ大丈夫なはず……。そう願う筆者の前に現れたのは、イケメン&イケボのニクい奴、Valentine大先生だった。二度あることは三度ある。そう、Valentineならね。
過去に類似の不具合も
Aniを選択してValentine教授が出現した場合、会話終了後のテキストチャット画面には、AniではなくValentineとの会話の感想を求めるポップアップが出る。つまり、今回の不具合は、Grokのシステム上では、最初からValentineを起動したことになっているということだ。
8月21日14時現在、xAIから本件に関する発表はなく、不具合発生の原因や対処法は不明だ。
なお、音声コンパニオンAniでは、8月に入り、Aniの姿のまま声がValentineになる不具合も発生している。
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| 違う、そうじゃない |
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