「H9 Flow WHITE」を採用、フィギュアやアクスタも置けちゃう!
NZXTの新ピラーケース採用、白で統一しCPUクーラーはLCD液晶とカッコよさマシマシなゲーミングPCがコチラ!
2025年08月21日 11時00分更新
H9 Flow WHITEは、外観だけでなく内部も白色で統一されており、それに合わせてZEFT R60WHでは極力白色のパーツで揃っている。例えば、H9 Flow WHITEはCPUに「Ryzen 7 9800X3D」を搭載しているが、その冷却にはケースと同じNZXTの「Kraken Plus 360 RGB ホワイト」が装着されている。
このCPUクーラーは、ラジエーターサイズが360mmの簡易水冷タイプで、ラジエーターやCPUヘッドだけでなくホースまでも白色でまとめたモデル。さらに、CPUヘッドには1.54インチのLCDが搭載されて、CPUやGPUの各種ステータスをリアルタイムで表示できるほか、好きなGIF形式の画像や映像を再生することも可能になっている。
Ryzen 7 9800X3Dに組み合わされるビデオカードは、GPUに「GeForce RTX 5070 Ti」を搭載したGALAXの「GK-RTX5070Ti-E16GB/WHITE/TP2」で、こちらも真っ白なモデルだ。このカードはGPUクーラーに3基のファンを搭載しているが、中央の1基のみが102mm径、両端の2基が92mm径とサイズが異なっていることが大きな特徴。なお、ファンは「WINGS 3.0」と呼ばれる空気圧と放熱効率が強化されたものだ。
マザーボードはAMD X870チップセットを搭載したASRockの「X870 Steel Legend WiFi」を採用。このマザーボードも真っ白なモデルで、H9 Flow WHITEにマッチしている。M.2スロットは、PCIe 5.0に対応した「Blazing M.2 ソケット」が1つと、PCie 4.0までの対応となる「ハイパー M.2 ソケット」を2つ装備。
背面の様子。USBはUSB 4 Type-C×2、USB 3.2 Gen.2 Type-A×2、USB 3.2 Gen.1 Tyep-A、USB 2.0×4という構成。このうちLIGHTNING GAMING Portsという黄色いUSB端子は、レイテンシを抑えたゲーミング向けのものだ
さらに、2.5GBASE-Tに対応した有線LANと、Wi-Fi 7に対応した無線LANを搭載。Bluetooth 5.4も備えており、拡張性は申し分ない内容だ。そのほか、Realtek製の「ALC4082」オーディオコーデックを搭載することで、7.1ch HD Audioを実現し、Nahimicオーディオも用意されているので、ヘッドセット接続時にはサラウンドオーディオが利用可能だ。
システムメモリーは容量が16GBのDDR5-6400を2枚搭載。モジュールはGskillの「Trident Z5 RGB」で、LEDを搭載したヒートシンクが装着されているモデルだ。ストレージはKIOXIAのM.2 SSD「EXCERIA PLUS G4シリーズ」の2TBモデルを採用。PCIe 5.0に対応したモデルで、シーケンシャルリードは最大10000MB/s、シーケンシャルライトは最大8200MB/sを誇る。システムメモリもストレージともに、容量と速度に関してゲーミング用途で満足のいく仕様といえる。
ケースのH9 Flow WHITEは、デュアルチャンバー構造で電源はマザーボードの裏側に配置されるため、右側面のサイドパネルを外さない限りはその姿が視界に入ることはない。それでも、ZEFT R60WHでは白色モデルのSilverStone製「DA850R Gold」を採用しているあたりは、白色に対するかなり強いこだわりを感じする。なお、この電源は定格出力850Wで80PLUS Gold認証を取得したモデルだ。
価格は税込みで48万3780円
中にフィギュアやアクスタなどを飾りたい人にも打ってつけ
ZEFT R60WHの価格は48万3780円と、けっして安価ではないもののゲーミング向け仕様と考えれば十分お買い得感は高い。とくに白いパソコンがほしい人にとって、ゲーミング向けとして十分な性能を備えつつも、見た目にもこだわったこのZEFT R60WHはかなり魅力的な存在ではないだろうか。
パソコンの中にフィギュアやアクリルスタンドを飾りたいという人にもぜひオススメしたい1台だ。













