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T教授の「戦略的衝動買い」 第837回

「目立ち度最強」のM.2 SSDお立ち台を衝動買い

2025年07月26日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●ASCII

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5000円以下の安価な価格で見た的にも派手め
そこそこの選択肢にすることで満足が得られた

 今回のSSDお立ち台は、いわゆるゲーマーや自作マニア向けの“爆速志向”製品ではない。むしろ“ちょうどいい”を狙ったミドル層向けのソリューションなのだ。M.2 NVMe SSDといえば本来は内蔵用だが、近年は外付け変換キットも豊富に流通している。

 その理由は、旧マシンからのSSD取り外しによるマイグレーション用途や、動画編集など大容量一時保存先、クラウドとの多重バックアップなどさまざまだ。もちろん、スピード・容量・冷却・可搬性・拡張性……すべてを高次元で満たす構成にしようとすると、それなりのコストがかかる。だからこそ、何に重きを置くかが選択の鍵になる。

必要かどうかわからないデータでもバックアップを取っておけば心の平穏が得られる

 スマホ登場から10年以上が経ち、過去の写真データだけで数万枚を抱えるユーザーも少なくない。筆者も例外ではないが、それらの画像がいつか必要になるのか不要なのか、まったく不明だ。それでも、一気にバックアップを取ることで得られる“心の平穏”には、思いのほか価値がある。今回のSSDお立ち台は、まさにそうした静かな安心を求める人にぴったりのそこそこの選択肢なのだ。

 
T教授

今回の衝動買い

・GRAUGEAR「GRAUGEAR M.2 NVMe SATA SSDケース 10Gbps G-M2DK-AC-10G」
・価格 4590円

・Western Digital「WD Black SN7100 1TB」
・価格 1万2039円

・購入 Amazon.co.jp

【参考機種】
・GRAUGEAR「40Gbps M.2 NVMe SSDエンクロージャ G-M2DK-U4-40G」
・価格 1万1900円

T教授

 日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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