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メジャーアップデート「v4.3」提供開始

LINEユーザーへのメンション・リプライが可能に LINE WORKSがバージョン4.3を提供開始

2025年07月28日 09時00分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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 ビジネスチャットである「LINE WORKS」は、2025年7月24日、メジャーアップデートとなる「バージョン4.3」を提供開始した。

 本アップデートでは、LINEユーザーへのメンション・リプライ機能の追加やアドレス帳のユーザビリティ改善、クラウドストレージ「Drive」のファイル連携・移行の強化などを図っている。

LINEユーザーにもメンション・リプライが可能に

 これまで、LINEユーザーとのトークは、メンション・リプライ機能が利用できないなど、LINE WORKSユーザー同士のトークとは異なる仕様となっていたという。今回のアップデートでは、グループトークにおいてLINEユーザーに対するメンション機能が、LINEユーザーとの1:1トークにおいてリプライ機能が利用可能になっている。

LINEとのトーク画面でのメンション・リプライ

アドレス帳のユーザビリティ改善

 アドレス帳において、「外部連絡先の統合」機能を追加し、「外部ユーザーとのトーク導線の改善」を図っている。

 外部連絡先の統合機能は、外部のLINE WORKSユーザー同士、またはLINEユーザー同士の連絡先を統合できる。LINE WORKSの有償プランで利用でき、編集権限のある連絡先を最大10件まで統合可能だ。なお、LINE WORKSユーザーとLINEユーザーの統合には対応しない。

外部連絡先の統合

 また、トーク導線の改善として、ブラウザ版のアドレス帳から、複数の外部LINE WORKSユーザーを選択してトークルームを作成できるようになっている。

外部ユーザーとのトーク導線の改善

Driveでのファイル連携・移行が便利に

 クラウドストレージのDriveにて、ファイル連携・移行が便利になる3つの機能を追加している。

 「アドレス経由の自動アップロード」機能は、フォルダごとにアップロード用のメールアドレスを発⾏して、そのアドレス宛に届いた添付ファイルを自動アップロードする。ファイル連携ツールや複合機でスキャンしたデータの送信先としてメールアドレスを指定することで、データ運用がよりスムーズになる。

「アドレス経由の自動アップロード」機能

 「ファイルリクエスト」機能は、アップロード専用URLを発行できる。複数のメンバーから書類を回収する際にも、アップロードされたファイルをメンバーが閲覧せずに済む。オプションとして、リクエスト時のメッセージ添付や格納時のパスワード、リンクの有効期限が設定可能。

「ファイルリクエスト」機能

 「Drive Switch」機能は、他社のストレージサービスからDiveへファイルを移⾏できる。ローカル環境を経由せずに移行できるため、スムーズにデータ引き継ぎが可能。初回リリースではGoogle Driveに対応し、今後も対応サービスを拡大予定だ。

「Drive Switch」機能

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