このページの本文へ

BOOTH、AI生成作品への対応強化 禁止行為でアカウント停止も

2025年07月18日 13時55分更新

文● @sumire_kon

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
BOOTHのロゴ

 クリエイター向けマーケットプレイスサービスのBOOTHは7月18日、AI生成作品への対応を強化することを明らかにした。禁止行為が確認された場合、当該アカウントを即時停止することもあるとしている。

 BOOTHでは2023年5月、AI生成作品に関する対応方針を公開。「検索結果から特定の作品や作家への依拠性が高いAI生成作品を出品しているショップの出品物を排除する」「AI技術を活用した音声変換ツールにおいて、特定人物の権利侵害が疑われる商品に対して指摘する」などの対応を続けてきたが、状況の改善には至らなかった。

 今回発表された対応強化はこうした状況を踏まえたもので、具体的には以下のような形となる。

●監視体制の強化

サービス内の次の行為の監視を強化

・特定の作品・作家への依拠性が高い商品を出品する行為
・上記に準ずる商品を大量、連続的に出品する行為

●違反行為への対応

監視の結果、サービス共通利用規約 第14条(禁止行為)5項などに該当する行為が確認された場合、以下の対応を段階的、または即時に実施

・商品の強制非公開化
・ショップの強制非公開化
・アカウント停止

 同社はこのほか、過去に規約違反を理由に対応を受けたユーザーが別名義で出品していると判断した場合も、行為の内容にかかわらず、同様の対応をとる方針だ。

■関連サイト

カテゴリートップへ

ピックアップ