エレコムは7月15日、筑波大学との共同開発による独自のMRI測定技術を採用した"ECLEAR(エクリア)体組成計"を7月中旬から発売すると発表した。
この製品は、腹部全体の内臓脂肪を算出する体積推定方式を採用し、より正確な内臓脂肪レベルの評価が可能だという。価格は4,679円で、3色のカラーバリエーションが用意されている。
ECLEAR体組成計は、内臓脂肪量が生活習慣病に深く関係することから、筑波大学との共同研究でMRI技術を用いて腹部断層写真を24枚撮影することにより、内臓脂肪レベルを30段階で評価する。これにより、従来のCT画像1枚では得られない、正確な内臓脂肪の評価が可能だという。さらに、この体組成計では、体重、前回との差、BMI、体脂肪率、骨格筋率、骨量、基礎代謝の8項目が測定できる。
ECLEAR体組成計には、乗るだけで過去の測定データから登録者を推定する自動認識機能が搭載されているため、電源を入れたり登録した番号を選択する手間が省ける。また、体重測定は50g単位で行え、100kgを超えると100g単位になるため、細かな変化も見逃さずに捉えることができる。これが、ユーザーの日々の健康管理やモチベーション維持に役立つだろう。
また、専用アプリ「ELECOM Healthcare」を利用することで、測定データの手入力による記録が可能である。過去のデータとの比較やグラフ表示ができるため、データの視覚化により健康管理の意識を高めることができるとしている。







