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Interop Tokyo 2025 現地レポート

Interop、幕張なのにここだけ表参道でした

元Appleの技術者が立ち上げたネットワーク製品が、エンジニアのハートにもぶっささりまくり!「UniFi」ってイケてるぞ!

2025年06月27日 07時00分更新

文● 三井隆弘 編集● ASCII

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UniFi(ユニファイ)のブース。幕張なのにここだけ表参道

 「あれ、ここInteropだよな?」

 Interop Tokyo 2025の展示ブースを巡っていたら突然現れた、アップルストア的な、ホワイトでクリーンでオシャレな空間。でも、よく見ると、展示されているのはちゃんとネットワーク機器!

 ごちゃごちゃしたInteropの会場(←失礼)で異質な雰囲気を放っていたのが、アメリカでここ数年で大きくシェアを伸ばしているという、Ubiquiti Networks(ユビキティ)社の「UniFi」(ユニファイ)というネットワーク製品ブランドのブースでした。

オフィスのネットワーク機器だって、カワイイほうがいいにきまってる

 前述のとおり、UniFiはアメリカに本社を置くUbiquiti Networks社のネットワーク製品ブランド。創業者のロバート・ペラ氏が、アップル社のハードウェア部門でワイヤレス技術エンジニアとして活躍したのち、2005年に同社を起業。アメリカを中心にシェアを拡大し続けています。ちなみにペラ氏は、すでに世界長者番付にもランクインし、2015年にはNBAチームのオーナーにもなっています。

 そんな同社は、創業のベースとなったWi-Fi関連製品であるアクセスポイントはもちろんのこと、スイッチ、ルーター、そしてネットワークカメラなど、中小規模オフィス/店舗向けのベーシックなネットワーク製品を網羅したラインナップになっています。

 製品としてはいくつか共通の特長があるのですが、「UniFi Controller」といわれる無料の統合管理ツールで、機器の設定から集中管理、可視化までができ、簡単かつ直感的に運用できるとうたわれています。

 ……なのですが、今回注目したいのはやっぱりデザイン性とその価格!

Wi-Fiアクセスポイントの「Access Point U7 Pro」と「Access Point U6 Plus」

 最近は少しずつ変わってきているとはいえ、オフィス向けのネットワーク製品は、よく言えば「質実剛健」、悪く言えば「無骨」なものが多いですよね。しかし、UniFiの場合、Wi-Fiアクセスポイントからしてこのデザイン。もはや見た目だけで“イケてる”感じにあふれていませんか!?

 それでいて、スペック的にもイケてます。たとえばAccess Point U7 Proは、Wi-Fi7、メッシュWi-Fi、バンドステアリングにいずれも対応した上で、オフィス向けの製品らしく最大300台以上のクライアント接続に対応。じゃあ、お値段は? というと、1台3万2800円と驚異的にイケてる価格設定です。イケすぎてて怖いくらいだ。

まさかのWi-Fi 7ルーター「Dream Router 7」

 ほかも見てみましょう。一目見てもなんだかわからない、この未来的デザインな物体は、まさかのWi-Fi 7ルーターだそう。

 こちらもカワイイ見た目に反して、オフィス向けの設計となっています。WANポートは10G(SFP+)と2.5Gの2つ、LANポートは2.5G×3つでPoE給電にも対応、Wi-Fi 7は同時接続300台以上という、ゴリゴリのオフィス対応スペック。“ヒツジの皮を被ったオオカミ”とはこのことか。

 でも、お高いんでしょう? と聞くと、5万300円というちょっとバグった価格設定です。いったい円安と物価高はどこへ行ったのか、とうならされます。

「Cloud Gateway Ultra」をはじめとしたルーター製品

コンパクトながら8ポートを搭載したギガビットPoEスイッチ「Switch Ultra」

 その他にも、Wi-Fi 6アクセスポイントを内蔵しながら2万円台前半に収まるルーターや、コンパクトなギガビットPoEスイッチなども展示されていたのですが、やはりどれもオフィス向けネットワーク機器とは思えない、コンパクトでカワイイデザインになっています。いいぞ!

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