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Windows 11搭載でCore Ultra 7とRTX 5060を採用、ケースには吸音材を搭載

光学式ドライブや空冷CPUクーラーも、10年前のWin10デスクトップからの安心買い替えを想定したBTOPCがコチラ!

2025年07月03日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

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なんでWindows 11にする必要があるの? と思う人は特設サイトをチェック

パソコンショップSEVENに用意されたWindows 10のサポート終了に関するページ

──マイクロソフトのサポートが切れてもどういった不都合があるのか分からない人も多いと思うのですが、そのあたりはどのように訴求していきますか?

中嶋氏:会社でWindowsを使われている方ならサポートが切れるデメリットを理解していると思います。ですが、自宅で趣味に活用している方も多く、そういった人には別途Windows 10のサポートが終了することで起こり得る不具合について説明したページを用意しました。このページはかなり丁寧にわかりやすく作りましたので、現在、Windows 10を使っている方にぜひ見ていただきたいです。

真重氏:最近ではフィッシング詐欺も増えてきていますので、そういった詐欺などの対策として、主に安全面の観点からページをまとめています。弊社ではとくにゲーミングPCの人気が高いのですが、ZEFT Z56ABのようにゲーミング向け以外の用途も考慮したモデルも取り揃えています。Windows 11を搭載したPCを新調しようと考えているのであれば、このページを一読していただければ幸いです。このページでは、OSがWindows 11になることで使用できる新機能などもまとめていますので、PCがより便利なものになると思います。個人的には、Windows 11のスクリーンショットを切り取る「Snipping Tool」に実装されているOCRと呼ばれる文字認識機能が気に入ってます。

実際に製作した真重氏によると、このページでWindows 10を使い続けることのデメリットをかなり丁寧に説明しているとのこと

10年振りの買い替えなら驚くであろう進化も

──ほかにZEFT Z56ABならではの特徴はありますでしょうか?

中嶋氏:このZEFT Z56ABは、静音性にもかなり配慮したパソコンとなっています。ケースのSILENCIO S600は、フロントパネルとサイドパネルに遮音材が張り付けられており、内部の動作音を外に漏らさない仕様です。また、サイドパネルは強化ガラス製のモデルもあるのですが、ZEFT Z56ABにおいてはより静音性に優れるスチール製のものを採用しました。さらにケースに搭載された標準ファンも、「Silencio FP 120mm PWMファン」という静音性の高いものとなっています。

真重氏:最近のパソコンとしてはめずらしくはないのですが、ZEFT Z56ABもWi-Fi 6E対応の無線LANとBluetooth 5.3を標準で装備しています。10年ぶりにマシンを新調した人にとって、ワイヤレス周りが充実している点は、かなり使い勝手に優れています。あと、システムメモリーも16GBが2枚で32GBとなっています。10年前のパソコンを使われていた人にとって、32GBはかなり多いように思うかもしれませんが、Google Chromeでタブを複数開いたり、複数のアプリを同時に使用したりすると、意外に多くのメモリーを使用します。弊社ではもうDDR5では16GB以上のモジュールしか取り扱っていないのもあるのですが、わりと32GB以上が標準的になってきたように思います。もし、これまでメモリー容量が8GBのパソコンをお使いでしたら、32GBの世界に驚いてほしいですね。あと、ビデオカードはアイドル時にファンが停止し、静音性を高める工夫がなされています。

遮音材により高い静音性を実現しているとアピールする真重氏

フロントパネルには120mm角のSilencio FP 120mm PWMファンが1基装着されている

──10年前のパソコンと今ではかなり仕様に違いがありますね。

中嶋氏:そうですね。10年前ですと、2.5インチSSDだったと思います。それがいまでは、M.2 SSDが主流となり、容量もアクセス速度もかなり向上しています。あとは、映像出力が10年前はDVI-DやDVI-Iが普通にありましたが、今は姿を見かけるほうが稀です。たまに、ディスプレーが接続できないというお問い合わせもいただくのですが、古いパソコンやディスプレーをお使いの方はそういった問題も出てくるようです。マウスやキーボードの接続も、昔はPS/2端子を使用していましたが、今はUSBが一般的です。たかが10年ですが、されど10年といったところで、パソコンの仕様に関する進化は目まぐるしものがあります。

10年前のパソコンに話が咲く中嶋氏と真重氏、中條氏。ジェネレーションギャップが垣間見える場面も

──ありがとうございました。

 ZEFT Z56ABの価格は、標準構成で24万6180円(7月2日現在)とのこと。比較的、価格も抑えられており、初めてWindows 11搭載パソコンで、ゲームやクリエイティブ用途などもこなしたいマシンを購入するのであれば、リーズナブルなモデルといっていいのではないだろうか。静音性にも配慮されている点は評価できるだろう。今あるパソコンの使い勝手をそのままに、新しい環境へと踏み出すのに、このZEFT Z56ABは最適な1歩足りえるのではないだろうか。

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