今年のiOSは26! iPadがMacのように! 「WWDC25」特集 第17回
相手に名前と用件を聞いてから、テキストで画面上に表示してくれる
iPhoneが自動で迷惑電話を判別するなんて頼もしすぎるぜ……iOS 26「着信スクリーニング」機能に期待しちゃう
2025年06月17日 17時00分更新

名前と用件を確認してから、iPhoneは着信音を鳴らす
電話がかかってきたので出てみたら、勧誘だった。これ、嫌ですよね〜!
製薬会社のCMみたいな始まりになってしまいましたが、用事があるときに着信があり、慌てて出てみたら営業電話だった……みたいなパターンはストレスが溜まるものです。
いやいや、勧誘だったらまだ“マシ”なのかもしれません。知らない電話番号から、警察や金融機関を騙る、詐欺の電話がかかってくることもありますから。こういった迷惑電話、なんとかならないものでしょうか。
アップルがWWDC25にて発表したiOS 26に搭載されているのが、着信音を鳴らさず、自動で相手に応答する「着信スクリーニング(Call Screening)」機能です。

いきなり電話がかかってきたら、「急いで出なくちゃ」と思う人も多いでしょう。「着信スクリーニング」はそんな人の助けになるかも
登録されていない電話番号からの着信では、iPhoneが着信音を鳴らさず、バックグラウンドで自動的に応答(留守番電話モードに近いイメージ)。発信者に名前と通話の目的を聞きます。質問に答えた際、その回答はテキストとして画面上に表示されます。

知らない番号からの電話は、すぐに着信音を鳴らさず、まずはiPhoneが発信者に名前と通話の目的を質問
相手の名前や要件をテキストとして画面に表示してから着信音が鳴るので、着信音に気づいたユーザーはそれを見てから、電話に出るか無視するかを判断できるのです。頼もしいではありませんか。

着信音が鳴った時点でユーザーには相手が答えた名前や要件がテキストとして表示されます
もちろん、この機能に対し、適当な名前と用件を言って電話を取らせようとする例も出てくるかもしれません。ただ、自動ダイヤルによる迷惑電話や、「〇〇さんのお電話でしょうか」という営業電話などから身を守る効果はかなり期待できるのではと。

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