グーグルは6月13日(現地時間)、同社の検索サービスにおいて実験的な機能を提供する「Search Labs」で、新たに「Audio Overviews(音声概要)」の提供を開始したと発表した。これは最新のAIモデル「Gemini」を活用し、特定の検索クエリに対して会話形式の短い音声概要を生成する機能だ。馴染みのないトピックについて検索した際に、その全体像を素早く把握するのに役立つとしている。
Geminiが生成する音声でハンズフリーの情報収集を実現
生成された音声概要は、マルチタスク中やテキストを読むよりも音声で情報を得たいユーザーにとって、ハンズフリーで情報を吸収できる便利な方法となる。さらに、音声プレーヤー内には関連するウェブページへのリンクも表示されるため、気になった情報をさらに深掘りすることも可能だ。
この機能を試すには、Search Labsで本機能の利用を有効にする必要がある。Googleのシステムが音声概要の提供が有用だと判断した場合に、検索結果ページに音声概要を生成するオプションが表示される仕組みだ。ユーザーは生成された音声概要ごとに評価をフィードバックできる。







