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Interop Tokyo 2025 現地レポート

Interop Tokyo 2025、レノボブースにて

レノボ製サーバーは「極端に静か」 そこには構造的な理由があった!

2025年06月16日 10時00分更新

文● 貝塚/TECH.ASCII.jp

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レノボさん「理由のひとつは、これですね」

ファンを取り外して見せてくれた

貝塚「ファンですね」

レノボさん「はい、ファンですね。実はこのファン、前後で羽の枚数が異なっているんですね〜。前が5枚、後が4枚なんです」

貝塚「回転数が違うとかですか?」

レノボさん「いえ、回転数ではなく、羽が空気を切る時の音が前後で異なると、回転音の帯域がバラけるので、ピークノイズが出にくくなるわけですね」

周囲のスタッフの方「うんうん(激しく頷く)」

貝塚「つまり、前の羽が回るときの音と、後の羽が回るときの音の性質が異なるので、音が増幅されにくくなり、静かになると」

レノボさん「簡単に言うと、そういうことですね。ちなみに、こちらのモデルも羽の枚数が違います」

また別のモデルのファン。片側は5枚

もう片側は3枚

貝塚「ほんとだ! 片側は5枚で、もう片側は3枚!」

レノボさん「このように、冷却性能を高めるだけでなく、騒音を抑える工夫も盛り込んでいるんです」

貝塚(改めて、耳を近づけて聞いてみる)「……全然、音が聞こえないですね」

レノボさん「はい、静かなんですよ」

結論:レノボのサーバーは静か

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