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そのひとつの対策としてのWorld ID

その高評価グルメレビュー、本当に「AIが書いていない」と証明できますか?

2025年05月21日 12時30分更新

文● 貝塚/TECH.ASCII.jp

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国内でも、サービスの認証の仕組みとして導入する企業が現れ始めている

世界中でユーザーは拡大中。メリットと今後の展開は

 現在は、世界中で導入が始まっている段階。最近では、アメリカでもWorld IDがリリースされることが明かされています。北米エリアでは、今後1年のあいだに、7500台以上のデバイスが設置される予定とのことです。

 国内では、量販店の「テルル」や、アパレルブランド「Baroque Japan Limited」の店舗にもOrbを設置。さらに、SNSアプリの「Yay!」や、グルメレビューアプリ「SARAH」では、World IDによる本人認証が導入されています。

 認証されたWorld IDを紐付けたアカウントは、少なくとも「実在する人間による投稿である」という信頼性を担保することができ、これによって、プラットフォーム上での健全なコミュニケーションや、不正利用の抑止につながると、World IDを運営するTools for Humanity社はメリットをアピールしています。

 また、同社はこのほど、国内での展開に伴って、業界団体「生成AI活用普及協会(GUGA)」にも加盟することを発表しました。今後は、GUGAと連携して日本でのパートナーシップ展開を進めていく方針です。

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