MSI、COMPUTEX 2025でAI PC向け最新技術を披露 Ryzen 9 9950X3DとRTX 5090搭載デモも
MSIは5月20日、COMPUTEX 2025において、先進的なマザーボードや水冷クーラー、新型電源ユニットを展示すると発表した。
MSIは、最新のX870プラットフォームをベースとしたMEG X870E GODLIKEマザーボードを活用し、AMD Ryzen 9 9950X3DプロセッサーやGeForce RTX 5090シリーズを組み合わせた強力なエッジAIコンピューティング性能をデモンストレーションする。
さらに、独自のDigiMEにおいて、高度なAIと自然でインタラクティブなコミュニケーション能力を備えた「MIA」の搭載を新たに発表した。
マザーボードの新しいラインナップも披露されており、MEG X870E ACEはエレガントなゴールドアクセントとライティングパターンを採用したブラックカラーが特徴だ。MAG X870E TOMAHAWK WIFI PZは、背面コネクタを初めて導入し、ケーブル管理の利便性を向上させた。また、B850MPOWERはオーバークロッカー向けに設計され、クリーンな信号と記録的なメモリ性能を提供する。
水冷クーラーの分野ではMEG CORELIQUID E13シリーズが注目を集めており、6インチLCDパネルとCenterFlowラジエーター設計を備えたフラッグシップモデルとして、高度な温度管理でCPUのパフォーマンスを最大化する。MPG CORELIQUID P13シリーズも、ユニークな曲面ガラスデザインと優れた拡張性を兼ね備え、スタイリッシュなPCビルドをサポートするとのこと。
電源ユニットはMAG A1000GLS PCIE5が新たに登場し、静かな運転を実現するだけでなく、最新のATX 3.1規格に対応する。特に高機能なハイエンドGPUに対応したデュアルカラー12V-2x6コネクタが目を引く。
MSIは常にユーザーフレンドリーな設計を追求しており、今回の展示会で示された最新の技術とデザインは多くのPCビルダーにとって魅力的な選択肢となるだろう。



