スマホじゃゲームが楽しくない! そう思ったら最高レベルのプレイを手に入れよう
これが同じゲーム? ゲーム専用タブレット「Lenovo Legion Tab」の見違えるパフォーマンスに驚く
2025年06月06日 11時00分更新
最高のゲームパフォーマンスを生み出す秘密とは? 基本スペックをチェックしておこう
Lenovo Legion Tabは、長時間のゲームプレイに欠かせない要素をしっかりと備えている。そこで、基本スペックを改めて確認していこう。
すでに紹介したように、搭載されているSoCはQualcomm Snapdragon 8 Gen 3プロセッサー。最大3.3GHzで駆動する8コアCPUは、従来機を大きく上回る処理能力を発揮し、グラフィックの美しさや操作の軽快さを大きく向上させている。
メインメモリーは12GBを搭載しており、複数のアプリを起動しても快適に動作する。また、消費電力を抑えた設計のLPDDR5X(Low Power DDR5X)を搭載しているので、バッテリーに優しいのもうれしい。
内蔵ストレージは256GBで、UFS 4.0に対応。従来世代比で読み書き速度が最大2倍に向上しており、大容量ゲームやアプリのロードも高速だ。ただし、SDカード非対応なので、ストレージ容量を追加できない点は注意したい。
汎用ベンチマークアプリ「Geekbench 6」の「CPU Benchmark」でCPUスコアを調べてみたところ、シングルコアは2100前後、マルチコアは6500前後だった。このスコアは最高性能とまではいかないものの、たいていのゲームは快適に動作する。
実際にアクションRPGの『原神』を最高パフォーマンス(画質を「最高」、フレームレートを「60」)でプレイしてみたが、一部の重たい演出を除けば、ほとんどの場面で60fpsを維持しながらプレイできた。外部コントローラーを接続すれば、PCやPS5などと同じような感覚で遊べるだろう。
8.8型PURESIGHTディスプレーは、2.5Kの高解像度でゲームの細部まではっきりと映し出す。165Hzのリフレッシュレートとタッチサンプリングレートにより、高速にスワイプや移動の操作が可能だ。さらに、HBMモードにより最大900ニットまで明るさが上がる。これにより、室内でも屋外でも、場所を問わずクリアな映像でプレイできる点も見逃せない。
接続性も優れており、最新のWi-Fi 7に対応。高速かつ安定した通信環境を実現し、オンラインゲームでも遅延を最小限に抑えられる。これにより、ゲームプレイ中でも途切れることなく安定した接続を保ち、マルチプレイヤーゲームでも他プレイヤーとのコミュニケーションもスムーズだ。
Bluetooth 5.4にも対応しており、ワイヤレスヘッドセットやコントローラーとの接続も素早く、応答性の高さを実現。特に、お気に入りのコントローラーを接続すれば、さらに快適にゲームを楽しめる。
軽量で薄型のボディも、長時間のプレイを快適にしてくれる要素だ。本体は約350gと軽く、長時間手に持っていても疲れにくい。ソファーでもベッドでも快適な姿勢でプレイを続けられる。また、薄さ約7.8mmのスリム設計はバッグへの収まりもよく、外出時の持ち運びにも適している。
バッテリー持続時間も十分で、大容量6,550mAhバッテリーを搭載。約15時間の連続使用が可能であり、外出先でも電池残量を気にすることなく思う存分ゲームに没頭できる。さらに、68Wの急速充電に対応しており、バッテリーが切れてもわずか1時間程度で満充電になるため、ゲームの中断時間を最小限に抑えられる。
2つのUSB Type-Cポートを搭載している点も注目したい。片方で充電しながらもう片方で周辺機器を接続することが可能なので、充電しながらARグラスを接続してゲームを楽しむことが可能だ。このような柔軟な使い方ができる点も優れた点だ。
なお、Androidタブレットで必ず確認しておきたいのが、OSやセキュリティーパッチのサポートだ。Lenovo Legion TabはAndroid 14を搭載しており、今後3回のOSアップグレードを予定している。これにより、長期にわたって最新の機能や改善を享受できるので、安心感も抜群だ。

















