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新領域への挑戦は、最強のタッグから。UNIZONE×G TUNEがeモータースポーツの未来を創る

2025年06月09日 11時00分更新

文● 栗原祥光 編集●ASCII

提供: 日本AMD

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eモータースポーツリーグ「UNIZONE」を支える、マウスコンピューターのゲーミングPC「G TUNE FG-A7A7X」

 2025年2月、日本自動車連盟(JAF)公認にして日本最高峰を謳うeモータースポーツ「UNIZONE」が開幕しました。その大会をマウスコンピューターのゲーミングPC「G TUNE」が支えているのはご存じでしょうか? どのようなUNIZONEとはどんなリーグなのか、そしてG TUNEはどんなPCなのかを、タレントのあらた唯さんとともにご紹介します。

競技のイコールコンディションに貢献する「G TUNE」

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UNIZONEの大会会場に用意されたマシンたち

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UNIZONEは本物のレースのように特定サプライヤーの提供機材しか使えません

 UNIZONEは、オンラインレーシングシミュレーター「iRacing」を用いて行なわれる、年間全5大会のシリーズリーグ戦。5チーム16名の選手がチームランキングとドライバーズランキングを争っています。特徴は使用PCがすべてがマウスコンピューターのG TUNEなので、一部の機材がイコールコンディションで行なわれること。それはバーチャル内のマシンはもちろんのこと、実際に選手が使うモニターやPCなどの機材まで共通化されているのです。よって競技はドライバーの力量やチーム戦略が勝負の行方を左右するわけですが、それゆえ機材トラブルは絶対に許されません。

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会場で使われている、マウスコンピューターの「G TUNE FG-A7A7X」(44万9900円~)

 そんなシビアな大会を支えているのが、マウスコンピューターの「G TUNE FG-A7A7X」。マットグレー仕上げの直線的なスリットとアルミの質感が印象的な、フル型のゲーミングPCです(公式サイトはこちら)。

 CPUは高性能で世界中のPCゲーマーに大人気の、AMD Ryzen™ 7 9800X3Dプロセッサを採用。AMD Ryzen™ 9000 シリーズ プロセッサは、最新世代の「Zen 5」マイクロアーキテクチャーにより、前世代に比べIPC(クロックあたりの処理性能)が最大16%向上。さらに前世代の設計全体を根本から見直し、冷却性能が向上、動作が高速する「第2世代AMD 3D V-Cache™ テクノロジ」が用いられています。

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3枚の27インチディスプレイに映像信号を送るAMD Radeon™ RX 9070 XT

 ビデオカードは、3月の発売から人気が沸騰し、品不足が続いたAMD RDNA™ 4 アーキテクチャを擁するAMD Radeon™ RX 9070 XT。AI演算性能が強化された第2世代 AIアクセラレータ、コア当たりの性能が改善された第3世代レイトレーシング アクセラレータ、メディアエンコーディングクオリティが向上した第2世代 AMD Radiance Display™エンジンによって、より強力なグラフィックスを提供します。

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武藤壮汰選手

 公式ゲーミングPCともいえる、「G TUNE FG-A7A7X」のパフォーマンスは選手も大満足のようです。第2戦終了時点でドライバーズランキングトップの武藤壮汰選手(名古屋OJA所属)によると、「PCで大切なのは長時間稼働したときの安定性だと思います。競技中は8時間くらいPCの電源を入れっぱなしにしていますが、いつもノントラブルです」と、発熱によるパフォーマンスの低下やカクつきなどが一度もなかったとを報告。

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プレイする武藤選手

 その上で「描画がとても滑らかなのもいいですね。レースではグラフィックの綺麗さも大事ですが、それ以上に滑らかさが求められるので。ですから満足しています」とプレイに一切の支障がなかったことも教えてくれました。

UNIZONE代表が語るイコールコンディションへのこだわり

 

 UNIZONEの代表であり、一般社団法人日本eモータースポーツ機構の代表理事である出井宏明さんにUNIZONE発足の経緯や想いを聞きました。

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一般社団法人日本eモータースポーツ機構 代表理事 出井宏明氏

 「モータースポーツや運転免許取得人口が減少する中で、どのようにモータースポーツを盛り上げていくか、もっと身近でフレンドリーにモータースポーツを楽しむ機会を作れないか、という課題がありました。そこでJAFは約3年前(2023年)から課題解決に動き出し、昨年はエキシビジョンマッチなどのトライアル試合を実施。そして2024年2月に公式戦としてのリーグ戦、UNIZONEが開幕しました」とリーグ発足のキッカケを教えてもらいました。

 UNIZONEの由来については「UNIZONEという名前は、パートナー企業、スポンサー、そして選手や視聴者など、すべての人々が“団結(UNITE)”して盛り上げ、新たな“領域(ZONE)”に挑戦していこう、という意味合いが込められています」と、出井さんは熱く語ります。

 そして、UNIZONEではメインのシミュレーターソフトとして「iRacing」を採用しています。そのリアルさゆえ、グラフィックの質やFPSを上げようとすると、かなりのマシンパワーが必要となります。

 機材面では「競技性を担保するうえで最も重要視されているのがイコールコンディションです」とのこと。マウスコンピューターとの連携については「イコールコンディションを実現するために機材そのものを統一できた点が非常にありがたいですね。これにより、競技における工夫の範囲がハードのスペックに左右されず、ゲーム内のチューニングや実際の操作に集中できるようになりました」と協業のメリットを挙げています。

 マウスコンピューター側も、競技の公平性を保つために同一機材を提供するというUNIZONEの要望に共感し、サプライヤーとして支援できる点に意義を見出しているそうです。

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