JN-IPS276SDQHD-HSPC6-CMSをレビュー

2560×2880ドットの16:18でWEBカメラ付きのクセ強27.6型ディスプレーが意外なほど便利だった件

文●いちえもん 編集●ジサトライッペイ/ASCII

提供: 株式会社JAPANNEXT

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16:18ならではの利便性とクセ

 実際にJN-IPS276SDQHD-HSPC6-CMSを使ってみると、やや縦長の作業領域はとても実用的だった。例えば、ウェブページの全画面表示でもほどよいサイズ感だし、YouTubeなどの横長ウィンドウ系なら上下に2つ並べてもいい。

2560×2880ドットの16:18でWEBカメラ付きのクセ強27.6型ディスプレーが意外なほど便利だった件

ノートPCを接続し、画面拡張をした様子。仕事用のサブディスプレーとして重宝しまくりそうな予感

2560×2880ドットの16:18でWEBカメラ付きのクセ強27.6型ディスプレーが意外なほど便利だった件

ウェブブラウザーのウィンドウを上下で並べるとこんな感じ

 また、画面を右に90度傾けられるピボット機能も便利。解像度がやや縦長の2560×2880ドットから、やや横長の2880×2560ドットになるわけだが、ウェブブラウザーのウィンドウを2つ横に並べると、電子書籍の見開き表示のような感覚で閲覧できる。

2560×2880ドットの16:18でWEBカメラ付きのクセ強27.6型ディスプレーが意外なほど便利だった件

ピボットは縦に長いウェブサイトを2ページ並べるとほどよいサイズ感に

 では、ゲーミング用途ならどうか? まずは試しにPlayStation 5を接続してみた。しかし、PlayStation 5は16:18のアスペクト比に非対応のため、縦長に引き延ばされた状態で表示されてしまった。

2560×2880ドットの16:18でWEBカメラ付きのクセ強27.6型ディスプレーが意外なほど便利だった件

PlayStation 5は16:9に最適化しているため、それ以外のアスペクト比のディスプレーでは正しく出力されないようだ

 この妙な表示が気にならない人なら、落ちものパズルや縦型シューティング系のゲームはなんとか遊べそうだが、無理せずOSDのPBP機能で16:9の2画面に分けて、片側をPlayStation 5専用にしたほうがいいだろう。

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PBPやPIPといった、2台のデバイスを同時表示できるマルチウィンドウ機能もサポート

 JN-IPS276SDQHD-HSPC6-CMSはsRGB:100%、DCI-P3:97%、輝度:300cd/m²のIPSパネルを採用していることも特徴。加えて、狭額縁デザインと27.6型という大きさで没入感は案外高い。表示領域は4Kのほうが広いものの、WQHDを縦に2枚並べた新機軸はイロモノとは思いきや全然アリだった。

2560×2880ドットの16:18でWEBカメラ付きのクセ強27.6型ディスプレーが意外なほど便利だった件

sRGB:100%、DCI-P3:97%のIPSパネルを採用

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