テックウインドは4月18日より、PCパーツブランド「be quiet!」の新製品を販売中。今回は、ATX対応のPCケース「Pure Base 501」やCPUクーラー「Pure Rock 3 Black」「Pure Rock Pro 3 Black」など、合計7製品が登場しました。
同社は先日、新製品を中心に内覧会を開催。いずれの製品もbe quiet!の代名詞ともいえる“静音性”にこだわりつつ、ビルドのしやすさや見た目の美しさといった自作ユーザーのニーズに応えた製品ばかりです。細部まで行き届いた設計と質感の高さに驚く、注目の新モデルを見ていきましょう!
吸音材で静音性抜群
PCケース「Pure Base 501」
まず注目したのが、新登場のATX対応PCケース「Pure Base 501」。フロント・両サイドの3ヵ所に吸音材を内蔵しており、ファンの回転音やHDDの動作音を効果的にカットします。
サイズは231(W)×450(D)×463(H)mmとスリムな印象の形状ですが、ATXマザーボードや全長368mmまでの大型GPU、最大178mmのCPUクーラーまで対応。ミドルからハイエンドまでの構成にしっかり応えてくれます。
前面・底面・天面には着脱可能なダストフィルターを搭載しており、メンテナンス性も良し。標準で140mmファンが2基搭載され、さらに最大6基まで増設可能。静音性だけでなく、冷却性能にもしっかり配慮されている印象です。正面のポート類は斜めに配置されており、机の上下どちらにケースを置いてもアクセスしやすい工夫も見逃せません。
優れた冷却性能と静音性
CPUクーラー「Pure Rock」の2モデル
CPUクーラーも要チェック。今回は「Pure Rock 3 Black」と「Pure Rock Pro 3 Black」の2モデルが登場です。どちらも黒で統一された外観がクールで、PC内部のデザインにもこだわりたい人にぴったり!
Pure Rock 3 Blackは、高さ154mmとコンパクトな設計で、メモリーとの干渉も少なく、さまざまなケースに無理なく組み込めるモデル。4本のヒートパイプに加えて、be quiet!オリジナルの120mmファン「Pure Wings 3」を搭載しており、最大TDP190WのCPUに対応します。冷却性能と静音性のバランスが良いので、ミドルクラスの構成に最適です。
さらに冷却性能を最重視するなら「Pure Rock Pro 3 Black」がオススメ。高さはわずか155mmながら、ツインタワーの大型ヒートシンクと6本のヒートパイプを採用し、最大TDP250WのCPUに対応します。背面オフセット構造でメモリーとの干渉を防ぐ設計も好印象です。
ファンとHDDケースにも注目製品が登場
ケースファン「Light Wings PWM high-speed」は 3個パックになって販売開始。120mm/140mmの2タイプがあり、冷却性能と美しいライティングを両立したモデルです。ブレードの外周にはリング状LEDが内蔵されており、動作中は色鮮やかな光をPC内部に照らします。デザイン性を重視する自作ユーザーにはたまらない製品ですね。
さらに、be quiet!製のPCケース「Light Base」や「Dark Base」のシリーズにHDDを追加できる「HDD Cage 2」も展開しています。3.5型ドライブ1台と、2.5インチドライブ2台を追加可能で、ストレージ容量が足りなくなった時に便利な拡張オプションです。
初心者から中上級者まで
静音PCを目指すなら必見
今回登場した新製品は、静音性にこだわりたい自作PCユーザーにとって魅力的なラインアップです。特にbe quiet!の「Pure」シリーズは、見た目やサイズ感、組みやすさのバランスが良く、初めての自作に挑戦する人にも扱いやすい設計になっています。
一方で、ProモデルのCPUクーラーやHDD拡張パーツなどは、より高性能な構成を目指す中上級者にもしっかり対応します。静かで高性能、それでいて美しい。そんな理想のPCを組みたいなら、ぜひチェックしておきたいシリーズですね。






















