AI企業オルツは4月25日、決算に関して第三者委員会の設置を決議したと発表した。同社のAIプロダクト「AI GIJIROKU」の有料アカウントについて、一部の販売パートナーから受注計上した売上が実際には利用されていないなど、過大計上されている可能性が認められたため。
同社は4月初旬から証券取引等監視委員会の調査を受けており、これを端緒として確認を進めたところ、本件が明らかとなったとしている。
第三者委員会は弁護士2名と公認会計士1名で構成され、以下の3点について調査する。
1. 本件疑義(売上の過大計上)にかかる事実関係の解明と、類似する事象の検証
2. 連結財務諸表等への影響の有無の検討(2020年12月期から2025年12月期第1四半期)
3. 原因分析及び再発防止の提言
これに伴い、5月14日に予定していた2025年12月期第1四半期の決算発表は延期。発表時期については、調査の進捗状況を踏まえ、適切に対応するとしている。
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