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プロフェッショナルサービス「まかせいのう」に向け、構築をスタート

ベテラン社員の細かく膨大な知見、引き継ぐのは「AI」に。NTTグループがAIエージェント開発中

2025年04月21日 15時00分更新

文● 貝塚/TECH.ASCII.jp

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NTTデータ先端技術の新たな取り組み

 NTTデータ先端技術は2024年4月16日、システム設計支援や性能・非機能問題の解決を行うプロフェッショナルサービス「まかせいのう」向けに、AIエージェントを活用した高度ITスキルの継承と人材育成の加速を目指す取り組みを発表しました。

 これまでベテランの経験と直感に頼りがちだったスキル継承のプロセスをデジタル化し、誰でもアクセスできる形で知識を提供するこの取り組み。背景には、急速なIT技術の進展と、労働人口の減少による高度IT人材の不足が存在しています。

 「まかせいのう」では、これまで蓄積されてきた豊富なノウハウや暗黙知が、限られたメンバーにしか伝承されないという課題がありました。そこで、NTTデータ先端技術は、生成AIや自然言語処理技術を駆使して、これらの知識を検索・統合し、AIエージェントが即座に提供できる仕組みを構築することにしました。

ベテランの暗黙知をAIに集約

 現在、同社は数十万のデータを基に、新しいAIエージェントの構築を進めています。このAIエージェントは、「まかせいのう」のコンサルタントが過去のプロジェクトや問題解決に関するナレッジを簡単に参照できるようにし、豊富な経験を持つITスペシャリストと同等のサポートを実現するものです。これにより、コンサルタントが複雑な技術課題に直面した際も、過去の知見に基づいて仮説を立て、自律的に解決策を見出すことが可能になります。

 NTTデータ先端技術は、この取り組みを通じて、生成AI技術を活用したビジネス課題解決のコンサルテーションにも力を入れており、今後はさらに多くのITプロジェクトで得た経験を活かした支援を提供する予定です。また、NTTデータグループが推進する「SmartAgent構想」の実現に貢献することも目指しています。

 技術の進化とともに、人材育成のアプローチも大きく変わりつつあるいま、AIがもたらす新しいサポート体制が、業界全体にどんな影響を与えるのか、今後の展開が注目されます。

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