JN-5X40-Nをレビュー
5K2K(5120×2160ドット)の40型湾曲ディスプレーが15万円台でも「安い」と感じるワケ
提供: 株式会社JAPANNEXT
HDRやIPS、R2500の湾曲率など没入感を高める要素が豊富
JN-5X40-Nを触って最も感動した点は、5K2Kの没入感だった。「HDR」を有効にすれば、色味がより鮮やかになり、画面の没入感がさらに増す。ゲームや映画鑑賞の質を高めてくれるはずだ。
また、視野角が広いIPSパネルを採用しているところも魅力。どの角度から見ても色や輝度が変わらず、個人だけではなく複数人視聴にも最適だろう。使用シーンとしては、プレゼンテーションや映像鑑賞なども考えられる。
しかし、なんと言っても没入感を高めてくれる最大の要素は、ディスプレーの湾曲にあると感じた。JN-5X40-Nの湾曲率は「R2500(半径2.5m)」。「R」のあとにつく数字が大きいほど湾曲具合はゆるやかになり、逆に数字が小さいほど曲がっているということになる。
一般的に、ゲーミング用途ではR1000(半径1m)~R1500(半径1.5m)程度の、大きく湾曲したディスプレーが向いているとされている。つまり、JN-5X40-Nはゲームよりもほかの用途を意識したモデルと言える。JN-IPSC3752UWQHDPR-H-C65Wのレビュー記事でも述べたが、筆者は一般用途向けのウルトラワイドディスプレーなら、個人的にはR2500ぐらいの湾曲がちょうどいいと思っている。
なぜなら、湾曲が強すぎると画面の視認性が悪くなるほか、画面酔いを誘発させる恐れがあるからだ。ゲームプレイなら問題ないが、テキスト入力やネットサーフィン時に画面が歪んで見えると違和感を覚えてしまうし、見づらいあまりにモチベーションが下がってしまうなんてことも。
ゆえに、一般用途向けの湾曲ディスプレーなら下記の画像のようなゆるやかさ、R2500ぐらいがベストなのだ。無理して画面を曲げなくてもいい。これぐらいでちょうどいいのだ。
KVMとUSB Type-C給電に対応するインターフェース
続いては、JN-5X40-Nの背面を見てみよう。最初に断っておくと、中央にあるオレンジ色のリングは光らない。「LEDのライトアップが楽しめたらいいのに……」と思ったが、これもオシャレの1つの形ということで目をつぶるとしよう。
インターフェースはかなり豊富で、背面にはHDMI 2.0、DisplayPort 1.4、USB Type-C、USB Type-B、USB Type-A×2、オーディオ出力、電源ポートを備える。そのほか、側面にはUSB Type-A×2も搭載。映像入力はHDMI 2.0、DisplayPort 1.4、USB Type-Cの3系統で、USB Type-A/BはKVM用となる。
注意すべきは、映像入力端子ごとに5K2K時の最大リフレッシュレートが異なるところ。DisplayPortとUSB Type-Cの場合は最大75Hzだが、HDMIでは最大45Hzになる。
このようにインターフェースはクセがあるものの、便利なところもある。まずはUSB Type-C給電。最大65Wの給電に対応し、対応ノートPCなら映像を出力しながら充電できる。もちろん、対応スマホやUSB Type-C給電が可能なデバイスでも同様の恩恵が受けられる。
KVM機能のサポートも好印象だ。2台のPC間でディスプレーとキーボード、マウスを共有できる。1台目のPCは映像入力端子(HDMIかDisplayPort)とUSB Type-B、2台目のPCはUSB Type-Cで接続。キーボードとマウスはUSB Type-Aに接続するわけだが、わかりづらいと思うので以下の画像を参照してほしい。
HDMI接続時のリフレッシュレートは惜しいが、PCで使うぶんには高機能なインターフェースと言える。画質のクオリティーや没入感の高さもさることながら、この機能性もJN-5X40-Nの評価を十二分に引き上げてくれる要素だ。
なお、KVM接続は付属のケーブルでまかなえるが、HDMIケーブルもあったら言うことなしだった。しかしながら、最近のノートPCはUSB Type-Cで十分だし、ここは「まぁいいか」で済ませるとしよう。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
この記事の編集者は以下の記事もオススメしています
-
sponsored
55型4Kディスプレーはアームで運用できるのか? 困難の先にある圧倒的没入感 -
sponsored
【ド迫力】相性良すぎ! 『真・三國無双 ORIGINS』を4万円台の21:9・34型ウルトラワイドディスプレーで遊んだらマジでほしくなった -
sponsored
200Hzの23.8型ゲーミングディスプレーが2万980円!? さすがに安すぎるけど大丈夫? -
デジタル
複数ウィンドウを快適表示!JAPANNEXTの40インチ湾曲5K2Kモニター登場 -
sponsored
緩やかな湾曲がゲーム以外にもいい!UWQHD+で 21:9の多機能37.5型ウルトラワイドディスプレーがマルチに活躍 -
sponsored
5Kであれば4K作業もグッと効率アップ! 仕事をよりスマートにできる27型ディスプレーが今こそほしい -
sponsored
2560×2880ドットの16:18でWEBカメラ付きのクセ強27.6型ディスプレーが意外なほど便利だった件 -
PC
38.5型×WQHD×曲面、これって希少なディスプレー。没入感あるゲーム体験をしたいあなたへ -
sponsored
3万円台のお得すぎる4Kディスプレー! Netflixプランで実質無料になるTV Stickと組み合わせればQOLが爆上げ?