「弥生会計 Next」は事業成長に不可欠な経営プラットフォームを目指す
“誰でも使える”弥生の新クラウド会計サービス 中小企業のデジタルデバイドを解消するか
2025年04月10日 08時00分更新
「弥生 Next」はまだスタートに過ぎない
弥生会計 Nextに加えて、先行展開していた「弥生給与 Next」も大幅アップデートした。これまで給与計算と年末調整の機能を提供していたが、中小企業のデジタル化が進んでいない勤怠・労務の領域にまでサービスを拡張。「弥生勤怠 Next」「弥生労務 Next」を、弥生給与 Nextのプランに組み込んだ。
弥生勤怠 Nextは、企業の就業規則に合わせた柔軟な対応とスムーズな管理が可能な勤怠管理サービス。パソコンやスマホ、ICカード、指静脈認証まで多様な打刻手段や、フレックス制や在宅勤務など柔軟な働き方に対応する。集計作業は自動で処理され、アラートと通知で適切な労働時間を促すこともできる。
弥生労務 Nextは、入退社や公的保険などの手続きをウェブで完結させ、複雑な労務管理を効率化するサービスだ。110種類以上の届出に対応する。「事業成長して労務のタスクが増えてもずっと使い続けられる」と広沢氏。
弥生勤怠 Nextは2025年4月8日、弥生労務 Nextは4月下旬から提供開始予定。料金プランは、年末調整を外部委託するか、自社対応するかで分かれており、その中で、勤怠・労務管理の有無とサポートの種類に応じて計5つのプランを用意する。こちらも最大3か月まで無料体験が可能だ。
武藤氏は、「今回の発表は、我々にとってはまだスタートに過ぎない。まだまだ今後新しい機能を増やし、中小企業のバックオフィスに必要なニーズに対応していくのが我々のミッション」と締めくくった。












