このページの本文へ

Helpfeelによる「Devin」を活用した社内実験

人間は呑むだけでよい “お花見会”の幹事をAIエージェントにやらせてみた

2025年04月03日 16時30分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 自律的に働くAIエージェント。今後、会社の中でさまざまな業務を代替していくことが期待されているが、若手社員が押し付けられがちな“イベントの幹事”も務まるのだろうか?

 AI-FAQシステムを手掛けるHelpfeelは、AIエージェントの研究開発の一貫として、“お花見”の準備業務をAIエージェントに任せる社内実験を行った。

 今回、幹事役を任されたAIエージェントは、自律型のAIソフトウェアエンジニアである「Devin」。参加者の管理から、飲食店へのデリバリー手配、余興の準備、乾杯の音頭、締めのスピーチまでを担当した。

 デリバリー手配では、Devinに「一番近いお店はどこ?」「お花見にあう料理を提案して」「10人分くらいあるといいな」などと依頼。その結果、無事におにぎり・サンドイッチ・唐揚げ・サラダなど、バラエティに富んだメニューの手配に成功した。Devinに感想とコンセプトを聞くと、「自己採点は85点です、お花見には伝統的な和食(おにぎり)と、オフィスでの取り分けやすさを考慮してサンドイッチを組み合わせました」と答えたという。

 料理の到着後は、Devinの音頭に合わせて乾杯。Helpfeel社員は、事前にDevinが考案・実装した「桜クイズバトル」でゲームを楽しんだ(残念ながら実施した4月2日は雨で、インドア花見になった模様)。

Devinによるスピーチ

Devinが考案し、コードを実装した「桜クイズバトル」(HelpfeelのYouTubeより)

 Helpfeelは、今回の取り組みを通じて、「AIがイベント運営の一部を担い、社員の業務負担を軽減する未来の可能性を体感しました」とコメントしている。

■関連サイト

カテゴリートップへ

アクセスランキング

  1. 1位

    ITトピック

    “VMwareショック”余波、IaaSベンダー撤退も/本音は「拒否したい」時間外の業務連絡/IT部門のデータメンテ疲れの声、ほか

  2. 2位

    データセンター

    首都圏のデータセンター枯渇、電力コストの高騰、エンジニア不足 課題から考える最新データセンター選び

  3. 3位

    デジタル

    なぜ大企業でkintoneの導入が増えているのか? DX推進と「脱・属人化」を実現するエンプラパートナーに聞いた

  4. 4位

    TECH

    【提言】「VPNの安全性」が通用しない時代 ZTNAへの困難な移行を経営層はサポートせよ

  5. 5位

    TECH

    自律的に動けないメンバーを持つくらいなら、一人で全部やったほうが幸せに働ける「管理職の憂鬱」に関する調査

  6. 6位

    データセンター

    「NVIDIA Blackwell GPU」約1100基搭載のAIインフラが稼働 さくらインターネットが石狩DC内で

  7. 7位

    ビジネス

    行政DXを超え、デジタルで市民の力を引き出す“地域社会DX”へ 兵庫県豊岡市の挑戦

  8. 8位

    デジタル

    kintoneの大企業売上は間もなく3割に サイボウズはグローバルで“戦える”新サービスも開発中

  9. 9位

    デジタル

    地方テレビ局が生成AIで記事作成を爆速に でもその裏で“10倍増えた”業務とは?

  10. 10位

    TECH

    IT人材の約半数が「静かな退職」 正当に評価されないし心身の健康を優先

集計期間:
2026年02月26日~2026年03月04日
  • 角川アスキー総合研究所