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「モンハンワイルズ ベンチ」1時間計測で80度前後、ZEFT R61SBAについてインタビュー

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2025年04月14日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

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be quiet!のシンプルな静音ケースを採用
密閉とメッシュの2つが選択可能

──このケースは御社で初めて採用するモデルですか?

中嶋氏:はい。be quiet!のケースは、ほかのモデルをかなり昔に取り扱ったことはあるのですが、このSILENT BASE 802 Blackは初めてですね。このケースがユニークなのは、密閉型とメッシュ仕様の2つのフロントパネルが用意されている点で、静音性を重視するのであれば密閉型を、冷却に配慮するならメッシュ仕様と、用途に合わせて使い分けることが可能になっています。弊社から出荷される状態では密閉型が装着していますが、メッシュ仕様のフロントパネルも同梱いたします。フロントパネルの着脱もツールレスで行なえますので、もしメッシュ仕様のほうへの変更も容易に行なえます。トップパネルも2通り用意されいますので、こちらもフロントパネルと同様に密閉型をメッシュ仕様に変更可能となっています。

フロントパネルは密閉型とメッシュ仕様の2パターンが用意されている

トップパネルも密閉型とメッシュ仕様の着せ替え仕様だ

──be quiet!のWebサイトを見ると、このケースにはソリのようなスタンドが付いているようですが?

中嶋氏:ZEFT R61SBAにももちろんあります。ですが、梱包の都合上、スタンドは取り外した状態で出荷し、お客様のほうで取り付けてもらう形になります。SILENT BASE 802 Blackの底面は、防塵フィルターが装着されていまして簡単に引き出せるのですが、このスタンドを使用することで通気がよくなり、エアフローが向上します。

──静音向けケースというとほかに選択肢がありますが、どうしてbe quiet!のケースを選んだのでしょうか?何か理由があれば教えてください。

中嶋氏:代理店主催の展示会で興味を持ったケースです。be quiet!さんのケースは以前採用実績があり、全く知らないブランドではありませんでした。現在のケース市場はピラーレスモデルが多く、静音向けはあまり選択肢がないのが実情です。その中で、SILENT BASE 802 Blackは価格的には少し高いのですが、剛性も高く、冷却性能も良好です。それで、静音向けケースのラインナップが増えればと考え採用した次第です。

右側面のサイドパネルには吸音材が装着されている

吸音材が厚く、高い静音性を実現していると話す中條氏

──なるほど。実は採用実績があったメーカーだったというわけですね。

中嶋氏:はい。あと、これは僕の持論なんですが、ケースに装着されているファンは単品販売されているもののほうが重宝すると思っています。SILENT BASE 802 Blackに搭載されているファンは、140mm角の「PURE WINGS 2」というものです。ですので、お客様がファンの静音性や冷却性能といったスペックを容易に把握することができますし、もしファンが故障した場合でも、簡単に代わりを購入することも可能です。

真重氏:SILENT BASE 802 Blackはエアフローを意識した構造なのですが、剛性はかなり高く、それでいてサイドパネルは、後方に用意されたボタンを押すだけで取り外しが可能になっています。そして、スチール製のサイドパネルの裏側にはかなり厚めの吸音材が貼付され、静音性を高めています。メーカーサイトによると、前面と側面の吸音材には厚みが最大10mmあるとのことです。通常、こういった細かいスペックが記載されることは少ないので、静音性に非常に力を入れているということをメーカーが自信を持ってアピールしていることが伺えます。静音性を重視する場合には魅力的な特徴だといえます。

単体発売されているファンをそのまま採用している点はプラス材料だと持論を展開する中嶋氏

フロントパネルに搭載された2基の140mm角ファン

背面にも140mm角ファンを1基搭載している

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