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T教授の「戦略的衝動買い」 第815回

MagSafeで固定する「Ulanzi MA30 カラビナ付きスマホ三脚」を衝動買い

2025年02月22日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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重量級スマホでも横位置であればしっかり使えた

 今回はGalaxy S24 Ultraだけではなく、本連載写真の室内撮影用に使っている、より重量級なGalaxy Z Fold4でもUlanzi MA30を使ってみた。実は筆者のGalaxy Z Fold 4は液晶画面を開くとリブートが始まり、最終的にハングアップするという中途半端に壊れている状態なのだ。

 以前、一度修理を考えたが修理に15万円程度必要ということで速攻で諦めた。幸いなことに液晶画面を閉じたままだとカバーディスプレイだけはスマホカメラのモニター画面としては問題なく使えている。カメラの性能はなかなかいいので、今は原稿用写真の撮影カメラとして余生を送っている。

 今回はこの300gを超える超重量級のスマホにUlanzi MA30がくっつくように安価な市販の「MagSafe対応のメタルリング」を手に入れて貼り付けてみた。当初は少しでも軽くと考え、Galaxy Z Fold 4のケースを外してやってみたがどうも本体にはメタルリングの両面テープがしっかりと貼り付かないので、またケースを取り付けて貼り付けることとなった。

スマホ三脚
スマホ三脚

折りたたんだ状態しかまともに動かないGalazy Z Fold4+MagSafe対応ケースという組み合わせてみた

 Galaxy Z Fold4は3つのレンズが縦に並び、今回は折りたたんで使うので横幅がかなりスリムな状態だ。そのため、メタルリングの貼り付け位置が制約され中央位置から多少ずれた場所に貼り付けるしかなく、かなりアンバランスになった。

スマホ三脚
スマホ三脚
スマホ三脚

相当重量があるのでどうしても不安定になるが、横位置であれば安定した

 当然のことながら本体重量もかなりヘビーなので、Ulanzi MA30をくっつけて傾けると不安定さは否めない。Galaxy S24 Ultraと比べると傾き角度も小さい。しかし横位置で使うことで少し重量バランスは改善されるので、使い勝手はギリギリ大丈夫そうだ。

 Ulanzi MA30は縦位置や横位置でスマホ本体を持ち画面に触れることなくUlanzi MA30の三脚部分を持つことで安定した撮影も可能だ。またスマートウオッチなどを遠隔シャッターデバイスとして使うことで離れた場所にMA30に取り付けたスマホを置いて集合写真の撮影もスムースで簡単だ。

スマホ三脚
スマホ三脚

外に持ち出して使ったり、スマートウォッチと組み合わせての利用も便利そうだ

 サブスクのシネマやドラマなど、動画を見るときや短い文章などを入力したりメールの入力などではスマホ画面をより目の高さ位置に近いところに設置できるので首や肩のこりも軽減されそうだ。

スマホ三脚
スマホ三脚

普通に動画を見たり、外付けキーボードと組み合わせて使う際のスマホスタンドとしても利用できる

 スマホでスナップ写真を撮ることの多い人もちょっとした原稿やブログの写真を撮る人もUlanzi MA30 カラビナ付きスマホ三脚はベストバイだ。

スマホ三脚

撮影用としてだけでなく便利な製品と言える

 
T教授

今回の衝動買い

・Ulanzi MA30 カラビナ付きスマホ三脚
・購入:Amazon.co.jp
・価格:4999円

T教授

 日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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