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G-Master Spear Mini B850Aをレビュー

木材×スチールが激渋! Ryzen 7 9800X3Dも選べる容積26.3L&全高306mmのミニゲーミングPC

2025年02月15日 10時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ジサトライッペイ/ASCII

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前面にもUSB Type-Cを装備

 G-Master Spear Mini B850Aのインターフェースもチェックしてみよう。まずは前面から。

木材×スチールが激渋! Ryzen 7 9800X3Dも選べる容積26.3L&全高306mmのミニゲーミングPC

前面下部にUSB Type-A(USB 3.2)×2、USB Type-C(USB 3.1)、マイク入力、ヘッドフォン出力を装備

 USBはType-Aが2つと、Type-Cが1つの合計3つ。これとは別にマイク入力とヘッドフォン出力を備えているため、USB接続に限らず、アナログ接続のヘッドセットなども使える。

 容量26.3Lのコンパクトな筐体なので、机の上で使う前提なのだろう。インターフェースは下部に配置され、接続時にケーブルが宙を漂わないようになっている。デザイン性が優れたPCケースだけに、こういった部分へのこだわりに好感がもてる。

 背面のインターフェースは、デスクトップPCだけあって充実。USB Type-Aが7基(USB 3.2 Gen 2が1基、USB 3.2 Gen 1が2基、USB 2.0が4基)、USB Type-C(USB 3.2 Gen 2)を1基備え、多くの周辺機器を接続できる。

木材×スチールが激渋! Ryzen 7 9800X3Dも選べる容積26.3L&全高306mmのミニゲーミングPC

多くのUSBに加え、音声入出力、2.5GbEの有線LAN、Wi-Fi 6E無線LANを装備

 ネットワーク機能もしっかりしており、有線は2.5GbEに対応。無線は6GHz帯も利用可能なWi-Fi 6Eに対応し、2.4GHzや5GHz帯が混雑していても、快適な速度で利用できるはずだ。

木材×スチールが激渋! Ryzen 7 9800X3Dも選べる容積26.3L&全高306mmのミニゲーミングPC

無線機能はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2をサポート、アンテナは直付けタイプ

 安定した通信を重視するなら有線LAN、ケーブルを引くことなく手早く利用したいならWi-Fiと、ユーザーの環境に合わせてネットワークを選べる点がうれしい。

サイズ感はもちろんだが、デザイン面でも秀逸

 吸気ファンは搭載していないものの、試用機で採用している「A3-mATX Black Wood Edition TG」は、前面パネルの中にメッシュを採用。それが目立たぬように、表面からは木材のスリットしか見えない、というデザイン性の高さも魅力の1つだろう。

 なお、試用機は黒ベースに木材を組み合わせたデザインだが、これ以外にブラックやホワイトも選択可能。また、サイドパネルが強化ガラスではなく、よりシンプルなメッシュスチールも選べる。内部を隠してスマートな印象にしたいという人なら、そちらを選ぶといいだろう。

 CPUやビデオカード、メモリー、SSDといった主要パーツはもちろん、PCケースの色やサイドパネルまで変更できるBTOオプションの豊富さも好印象。自分好みにカスタマイズし、最高の1台を手に入れたい。

 今回はG-Master Spear Mini B850Aの外観や内部を紹介した。気になる性能面については、次回紹介する予定だ。

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