ASUSのハイエンドスマホ「Zenfone 12 Ultra」海外発表 スナドラ8 EliteにAI強化が注目!
ASUSは6日、Androidスマートフォンの新製品「Zenfone 12 Ultra」を発表した。欧州・台湾ではそれぞれ6日と7日に発売。価格は1099ユーロ(約17万4000円)と公表している。
Snapdragon 8 Eliteを搭載してリニューアル
強力手ぶれ補正のジンバルスタビライザーはさらに強化
昨年の「Zenfone 11 Ultra」で6.78型の大型スマホ路線に移行したZenfone。Zenfone 12 Ultraもこの方向性を継承しつつ、最新SoCを搭載するなどアップデートしたモデルと言える。
SoCはもちろん最新のSnapdragon 8 Eliteに、強力手ぶれ補正のジンバルスタビライザーをバージョンアップ、さらにAI機能を強化しているのが進化点となる。また、デザイン面でもZenシリーズでおなじみの模様が背面からなくなり、Ebony Black/Sakura White/Sage Greenの3色と合わせて、シンプルにしてエレガンスなイメージに変更されている。
目玉となるAIについては、クラウドとオンデバイスでの処理を組み合わせることで、より多機能かつ高速な処理を実現しているのが特徴。具体的には、通話のリアルタイム翻訳やボイスレコーダーの文字起こし、ウェブサイトや長いテキストのサマリ化、かこって検索などが用意されている。
カメラについては、基本スペックはZenfone 11 Ultraから大きく変わっていない。メインカメラはソニー製「Lytia 700」の5000万画素、望遠カメラは光学3倍の3200万画素、超広角カメラは1300万画素。メインカメラのセンサー中央部を活かした2倍ズーム、10~30倍のデジタルズームなどの撮影に対応する。Zenfoneではおなじみの6軸ハイブリッドジンバルスタビライザーは4.0にバージョンアップ。上下左右5度のシフトに対応する。
そのほか主なスペックは、6.78型有機EL(1080×2400)ディスプレー(リフレッシュレートは通常は120Hzで、ゲーム時のみ144Hz対応)、メモリーは最大16GB、ストレージは最大512GB。ネットワーク面では、今回デュアルnanoSIMスロットに加えて、eSIMをサポートしている。本体サイズは77×163.8×8.9mm、重量は約220g。
| ASUS「Zenfone 12 Ultra」の主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレー | 6.78型有機EL(20:9)144Hz対応 |
| 画面解像度 | 1080×2400 |
| サイズ | 77×163.8×8.9mm |
| 重量 | 220g |
| CPU | Snapdragon 8 Elite |
| 内蔵メモリー | 最大16GB |
| 内蔵ストレージ | 最大512GB |
| カメラ画素数 | 約5000万画素 +約1300万画素(超広角) +約3200万画素(光学3倍) イン:約3200万画素 |
| バッテリー容量 | 5500mAh(65W対応) |
| SIM形状 | nanoSIM×2(eSIM対応) |
| USB端子 | Type-C |
| イヤホン端子 | ○ |
| カラバリ | Ebony Black、Sakura White、Sage Green |
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