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第一弾は京セラのビジネスモバイル端末とJabraのヘッドセット

これならトランシーバーとして使えそう LINE WORKSラジャーの対応デバイス発表

2025年02月04日 16時30分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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 LINE WORKSは、2025年1月23日、音声AIを活用したスマホ版トランシーバー「LINE WORKSラジャー」で動作するデバイスの第1弾を公表した。同社は、対応デバイス拡充に向けて、デバイスメーカーとの開発・実装の取り組みを進めているという。

 「LINE WORKSラジャー」は、「LINE WORKS」と音声AIを組み合わせたスマホで動作するトランシーバーアプリであり、2025年初頭に販売開始予定。スマートフォンと専用アプリがあればすぐに使うことができ、距離やシーンに関係なく、どこでも・いつでもつながることができる。

 今回、LINE WORKSラジャーと連携した「動作確認済みデバイス」として公表されたデバイスは京セラのビジネス向けモバイル端末「DuraForce EX」、「DIGNO SX4」、GNオーディオジャパンのヘッドセット「Jabra Perform 45」である。

■DuraForce EX(SIMフリーモデル/Wi-Fi専用モデル)
特徴:31項目の耐久試験をクリアした高い耐久性を備え、落下や衝撃を気にするような現場作業に最適であり、IPトランシーバーで利用できる本体側面のダイレクトボタンやスクリーンにグローブタッチモードを搭載するなど、グローブを装着しながらでもスマホ操作が可能。
製品ページ:https://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/office/phone/lineup/kc-s703/

DuraForce EX

■DIGNO SX4(SIMフリーモデル/Wi-Fi専用モデル)
特徴:汚れの気になる環境でも手軽にアルコール除菌シートで拭ける耐薬品性能を備え、医療機関や小売業、工場などの幅広い施設での利用に適する。
製品ページ:https://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/office/phone/lineup/kc-s305/

DIGNO SX4

■Jabra Perform 45
特徴:本体わずか18gでワイヤレス接続できるなど、店舗や現場などで手軽にヘッドセッドを使いたいという需要に応える。IP54準拠の防塵・防水性能を備え、押すだけで発話が可能なPTTボタンも搭載する。
製品ページ:https://www.jabra.com/ja-jp/bluetooth-headsets/jabra-perform-45

Jabra Perform 45(製品ページより)

 今後もLINE WORKSラジャーは、ヘッドセットやスピーカーマイク、スマートフォン、ウェアラブルデバイスなどとの連携を拡充していく予定だ。

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