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スモールビジネスのセキュリティ対策はSKYSEAクラウド版で始めよう 第1回

1人情シスでもSKYSEA! Amazonで購入できるし、これなら使えそう

2025年02月05日 09時00分更新

文● 大谷イビサ 編集●ASCII

提供: Sky

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 企業の情報資産を脅かすランサムウェアや情報漏えいへの対策として有効な「クライアント運用管理ソフトウェア」。導入を検討しているのであれば、2万2000社を超える導入実績を持つ「SKYSEA Client View」はどうだろうか? 使えるか不安を持っているスモールビジネスのユーザーであれば、Amazonで購入できる「M1 Cloud Edition」を試すとよい。

企業はランサムウェアや情報漏えいの危機 スモールビジネスにも脅威

 「PCの紛失で大事な顧客データが漏えいした」「ランサムウェアにPCのデータを暗号化され、身代金が要求された」「悪意のある社員がUSBメモリで機密情報を持ち出した」。セキュリティや情報漏えいのニュースは日々途切れることもなく報道されている。

 こうした事故は、企業の信用を一気に失墜させ、ビジネスに大きなダメージを与えることになる。顧客情報の漏えいは訴訟になることも多く、売上にも影響を与える。セキュリティは、まさに経営リスク。こうした経営リスクを払拭するため、多くの企業で導入されているのが、社内のPCを管理する「クライアント運用管理ソフトウェア」である。

 そんなクライアント運用管理ソフトウェアの代表格とも言える製品が、Skyの「SKYSEA Client View」である。2007年から提供されているSKYSEA Client Viewは、PCやタブレット、スマホなどを含むデバイスの管理、PCでの操作を記録するログ管理、従業員の不適切な利用を抑止するセキュリティ機能など、多彩な機能を搭載。導入社数は2万2000社以上で、管理対象のデバイスは1200万台に上るという。

 従来、こうしたクライアント運用管理ソフトウェアは、エンタープライズと呼ばれる大企業や官公庁などでの利用が多かった。実際、SKYSEA Client Viewを導入している企業のうち、2300社強は1000台以上のクライアント数を管理している大規模なユーザーだ。しかし、昨今では日本企業の8割を超えるスモールビジネスでの利用が急増しているという。スモールビジネスのセキュリティになにが起こっているのか?

スモールビジネスで急増するセキュリティ対策とログ収集のニーズ

 スモールビジネスでセキュリティ対策が不要かというと、もちろんNOである。たとえば、製造業における設計データ、販売やマーケティング会社にとっての顧客情報、ベンチャーにおける知的財産などはきわめて重要であり、漏えいは許されない。大企業との取引条件においても、セキュリティ対策の実施状況を求められることが増えており、対応待ったなしという企業も多かった。

 しかし、スモールビジネスにおいてはコストと使い勝手の面でクライアント運用管理ソフトウェアの導入はハードルが高かった。「高すぎて購入できない」「導入しても使いこなせない」といった壁が存在していたので、リスクは認識しているものの、導入は難しいというのが多くのスモールビジネスの立場だったのだ。

 こうしたスモールビジネスのユーザーに対するSkyからの提案が、安価で使いやすい「SKYSEA Client View M1 Cloud Edition」である。2022年に提供開始されたSKYSEA Client View M1 Cloud Editionは、契約台数1台からスタートできるSKYSEA Client Viewのクラウド版だ。

 最大のメリットは低廉な価格。1台あたり年間1万円台なので、スモールビジネスでも低コストで導入できる。クラウド版なので、サーバーは不要。インターネット接続環境があればすぐに利用が可能だ。エージェントプログラムのアップデートも自動で行なわれるため、手軽に導入・運用できる。未導入だったセキュリティ対策やログ収集を始めたいというニーズにマッチした製品なのだ。

インターネット接続さえあれば、利用できるSKYSEA Client View M1 Cloud Editionのシステム構成

スモールビジネスのPC管理に十分すぎる機能をクラウドで提供

 機能面では、PCの運用管理やセキュリティ対策をサポートする機能を厳選して搭載している。エンタープライズで実績のあるSKYSEA Client ViewのIT資産管理やセキュリティ管理、ログ管理などの機能が使いやすく提供されている。

 IT資産管理に関しては、PCのハードウェアやアプリケーションの情報を自動的に収集・一覧化すると共に、アプリケーションやセキュリティパッチの配布・インストールが可能。スモールビジネス環境で利用する場合、PCの管理はExcelの手作業でも十分という話もあるが、アプリケーションやセキュリティパッチが常に最新の状態に保たれているかは、サイバー攻撃対策の基本でもあり、手作業に頼ることなくこれらの管理が行なえる環境が手に入ることは、大きな導入メリットとなる。

シンプルで見やすいSKYSEA Client View M1 Cloud Edition

 また、USBデバイスの台帳管理も可能だ。情報漏洩で未だに問題になるUSBメモリを使用禁止にした環境を構築したり、USBメモリの使用履歴や取り扱ったファイル名などをログで記録したりできることも、取引先への安心感につながる。

 操作ログに関しては起動・終了、ファイル操作、Webアクセスなどを収集し、検索・閲覧できる。ログデータはセキュアなクラウド上に1年間保存される。PCユーザーの操作に関しても、アラートを上げたり、操作制限をかけたりすることが可能。特定の操作を行なった場合にアラートを出せるほか、指定したPCやグループごとにアプリケーションの実行を制限することも可能だ。

実はAmazonから購入できる セルフサービスで導入から運用まで行なえる

 スモールビジネスのユーザーにとって、関心があるのは入手経路だろう。大企業で実績を積んできたSKYSEA Client Viewだけに、販売代理店を経由しないと入手できないのではないかと思うユーザーも多いだろう。だが、安心してほしい。実はSKYSEA Client View M1 Cloud EditionはAmazonから購入できるのである。

 Amazonで販売されているのは最大10台まで購入可能な「SKYSEA Client View M1 Cloud Edition 5時間サポート付き」というバージョン。Amazonのページから購入すると、4営業日程度でライセンスが付与される。2台セットで1年間2万7720円と低廉。とにかく導入のハードルが低い。

 販売代理店を経由しない代わりに、導入や運用はすべてセルフサービス。つまり、ユーザー自身がやる必要がある。しかし、このオンライン販売限定のSKYSEA Client View M1 Cloud Editionでは、5時間のサポートが付いてくるため、導入や運用で困った場合は、電話やWebフォームから直接Skyに問い合わせればよい。マニュアルや動画も揃っているので、ユーザー企業自身で手軽にインストールして、運用をスタートできるのだ。

 では、実際の使用感はどうなのだろうか? 導入は手間取らなかったか、設定は問題なくできるのか、会社のポリシーにあった運用は可能なのだろうか? 次回の記事では現役のユーザー企業の情報システム部に、SKYSEA Client View M1 Cloud Edition 5時間サポート付きの導入から運用までを試してもらったレポートをお送りする。

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