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【2025年提出】確定申告ガイド 第23回

【2025年提出】確定申告、メガネやレーシックは医療費控除の対象になる!?

2025年02月11日 15時00分更新

文● ASCII

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 確定申告の医療費控除にまつわるお話です。令和6年(2024年)分の所得税等の確定申告の相談及び申告書の受付は、2025年2月17日(月)から同年3月17日(月)までです。受け付け開始が迫ってきましたね!

 さて、レーシック手術の費用、あるいはメガネの購入費用って、医療費控除の対象になるのでしょうか?

答え:レーシック手術は対象になる。メガネは用途による

 視力回復レーザー手術(レーシック手術)とは、角膜にレーザーを照射して近視や乱視などを治療し、視力を矯正する手術のことです。この手術は、眼の機能それ自体を医学的な方法で正常な状態に回復させるものであり、それに係る費用は、医師の診療または治療の対価と認められますので、医療費控除の対象となります。

 近視や遠視などのために日常生活の必要性に基づき購入されるものは、視力を回復させる治療の対価ではないので、医療費控除の対象とはなりません。

 しかし、たとえば、斜視、白内障、緑内障などで手術後の機能回復のため短期間装用するものや、幼児の未発達視力を向上させるために装着を要するための眼鏡などで、治療のために必要な眼鏡として医師の指示で装用するものは、医師による治療の一環として直接必要な費用ですので、医療費控除の対象となります。

 

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