東京地下鉄(東京メトロ)とナビタイムジャパンは1月22日、「乗換NAVITIME」の有料会員向けに「座りやすい号車案内」機能の試験提供を開始すると発表した。
本機能は朝ラッシュなどの混雑時において、途中駅で多くの乗客が降車する号車を把握し、座りやすい号車やタイミングをアプリ上に表示するというもの。試験提供期間は最長2ヵ月程度を予定している。
提供する機能の概要や利用条件などは以下のとおり。
●主な機能
・座れそうな号車がある場合、検索結果一覧画面に強調表示
・各経路の詳細画面で「座れそうな号車」を最大3号車まで表示
・乗車駅から目的地までの停車駅ごとの着座確率を表示
●対象路線
・東京メトロ各線
●利用条件
・乗換NAVITIMEの有料会員(お試し会員を含む)
試験提供中は、利用者に対して「実際に座れたかどうか」や「改善要望」に関する調査を実施。アプリの利用ログと実際に座れたかどうかの調査結果を分析し、サービスの効果を検証する。
両社は今後、「1本列車を見送ることで座りやすくなります」や「急行列車から普通列車へ乗り換えると座りやすくなります」といった提案機能の提供も検討するとしている。
