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地方自治体における安全な生成AI活用を推進

FIXERの生成AIサービス「GaiXer」、自治体の専用ネットワークでも利用可能に

2025年01月17日 13時30分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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 FIXERは、同社の提供する生成AIサービス「GaiXer(ガイザー)」が、「LGWAN-ASP」のサービスリストに登録されたことを発表した。

 「LGWAN」とは、地方公共団体間の情報共有と高度利用を目的とした、インターネットと切り離された高セキュリティの行政専用ネットワーク。LGWAN-ASPは、府省や地方公共団体、公益法人、民間企業などが行政専用ネットワークを通じて提供する、各種行政事務サービスとなる。GaiXerは、2024年12月16日付けで、アプリケーション及びコンテンツサービスとして登録された。

 GaiXerは、複数の大規模言語モデル(LLM)を選択でき、汎用利用が可能なUI/UXと、拡張性の高いRAG機能を備えた生成AIサービス。Azure上に構築され、LGWAN-ASPとしては、両備システムズの「R-Cloud Proxy」を経由して、LGWANに接続する。

 なおGaiXerは、政府のセキュリティ評価制度「ISMAP-LIU」の特別措置サービスリストにも登録されている。

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