NTTデータ関西は、アスリートとファンが新たな応援のかたちでつながるSNSコミュニティアプリ「GOATUS(ゴータス)」を2024年12月10日にリリースした。
アスリートの活動やスポーツチームの運営には十分な資金が必要だが、アマチュアのアスリートや小規模なチームはスポンサーが得にくく、競技活動を継続するための資金確保に課題を抱えている。「GOATSU」は、アスリートやチームとファンが直接つながり、エール(ギフティング)を贈ったり、パーソナルスポンサーとして応援できるアプリだ。
ファンはエールを100エール(110円相当、税込)単位で贈ることができ、パーソナルスポンサー(月額550円~)になると、限定コンテンツやイベント招待、アスリートからのメッセージなどの特典が得られる。また、パーソナルスポンサーになるとアスリートの公式プロフィールで自分のアイコンが掲載され、アスリートとのつながりを形で残せるという。
アスリートやチームの利用料は無料で、ファンからのエールや月額スポンサー制度を通じて資金を確保できる。また、GOATSUで情報発信することで、競技活動の枠を超えた新しいファン層の開拓にもつながる。アスリートのタイムラインには、アスリート自身が投稿するだけでなく、ファンが作成した応援動画を共有する機能もあり、一緒にコンテンツを作成して盛り上げられる。
12月10日現在の登録アスリートは、プロゴルファーの植手桃子選手やヴィアティン三重女子バレーボールの林あやの選手、セーリングの富田泰弘選手など9選手。また、チームとして、ハンドボールの大阪ラヴィッツや男子バレーボールクラブチームの近畿クラブスフィーダなどが登録している。