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ネットで「ヒヤっとした話」を集めよう 第43回

悪用されやすい著名人を知って詐欺を避けよう

有名人が私なんかに……と考えれば詐欺もヒヤリ回避できる!?

2024年11月23日 10時00分更新

文● せきゅラボ

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著名人広告はまず眉に唾付けるべし!?

 もちろん、ランキングに掲載されているご本人たちも声を上げており、SNSの運営企業やバナー広告を提供する企業へ苦情を申し立てたり、警察に通報したりしているようですが、わかりやすい改善はまだ見えていません。

 ということで、もはやSNSの投稿や広告で著名人の名前を見かけたら、内容について精査する前に「もしかしたら詐欺かも?」と一歩止まって考えるべきしょう。今回の投稿者さんのように「なんで自分にそんな有名人が投資話を持ちかける?」とまず冷静になることも重要です。

 とは言え、騙しのテクニックはさらに巧妙になっています。SNS型投資詐欺の特徴とも言えるのがAI技術の悪用です。生成AI技術を悪用して著名人のニセの音声などを捏造し、被害者を騙しています。果ては、同好の士を集めたWeb会議において、偽音声で著名人が参加しているように装うような手口まであると聞きます。

 ちょっとした気の緩みでそういった詐欺広告をクリックしてしまうこともあるかもしれません。

誤ってタップしても安全に避けられる対策は?

 そんなときに有効なのがセキュリティ対策です。たとえば、マカフィー「ウェブアドバイザー」なら、著名人が甘い言葉をささやいている広告をクリックした場合でも、リンク先に移動する前に警告ページが表示され、詐欺サイトへのアクセスを未然に防ぐことができます。

 今回のランキングについては、ご自身で確認しておくのはもちろんですが、ご家族や友人へもぜひ広めていただきたいものです。「SNSや広告でこの著名人の投資話は信じるな!」と、拡散することでヒヤッとするような事態は避けられることでしょう。

あなたのとっておきの「ヒヤッと/ホッとした話」を共有してください

 この連載では、アスキーのYouTubeチャンネル特番「ネットでヒヤッとした話~アスキー×マカフィー」からスピンアウトした、「思わずヒヤッとした、ネットにまつわる怖い話」を紹介しています。

 ご自身あるいはご家族が遭遇した体験談、はたまた友人知人から聞いた話でもOK。純粋(?)なサイバー攻撃から、ネットで交流する上でのリテラシーにまつわるイザコザまで広くお待ちしています。ご応募はこちらから!

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