スマホ大好きYouTuber、モバイルドットコムTVのちえほんです! 今回は、僕が「今オススメしたい王道スタンダードハイエンドAndroidスマホ」をテーマに、3機種ご紹介します。
快適に使える高性能モデルが良いけど、価格もある程度抑えられている機種を選びたい! という人向けのモデルを中心に、どんなところが強くて買いなスマホなのかをわかりやすく解説します。
※価格は2024年11月1日時点のものです。変動があることをご了承ください。
最新技術がすぐに使えるのが魅力
グーグル「Pixel 9」
まずは、日本でかなりシェアを広げてきている、グーグルの「Google Pixel 9」です。本体価格は、12万8900円(Googleストア)から。
誰でも手軽に綺麗に撮れる高性能カメラ×AI写真編集も楽しめる、ハイエンドモデルです。ディスプレイサイズは6.3型(有機EL)で、リフレッシュレートは最大120Hz。本体サイズは約72×152.8×8.5mmで、重さは約198g。バッテリー容量は4700mAhです。
両面はフラットで、シンプルで質感の良いデザインが魅力。扱いやすいサイズ感で、普段遣いにもピッタリです。
SoCには独自の「Google Tensor G4」を採用。一般的な電話やネット検索、SNSなどはとても快適で、安定したレスポンスを実現しています。
この機種の魅力は、何と言っても「カメラ」でしょう。デュアルカメラ搭載(50MP広角+48MP超広角)で、日中・暗所、ポートレートなどシーン問わず、誰でもシャッターを切るだけで綺麗に撮れます。
新たに、撮影者を含めた集合写真を生成できる「一緒に写る」機能にも対応。高性能カメラ×AI機能により、今までにない撮影体験を楽しめる1台です。
また、構図を自動調整してくれる「オートフレーム」機能や、写り込んだ不要なものを簡単に消せる「消しゴムマジック」などのAI機能も利用可能で、撮影中だけではなく、撮ったあとも楽しめるモデルに仕上がっているので、スマホ初心者から上級者まで楽しめます。
生体認証は、顔・指紋ともに対応。シリーズ初となる超音波式の指紋認証を採用したことで、セキュリティーの向上だけではなく、認証精度が劇的に改善してすぐにロックを解除できます。
そのほか、ステレオスピーカー、ワイヤレス充電、IP68防水防塵、おサイフケータイ、7年間のOS・セキュリティーアップデート保証など、欲しい仕様はすべて揃っています。
「カメラが強くて、AI機能も豊富で、扱いやすいモデルがほしい人」にオススメなモデルです。
◆Pixel 9の詳細はこちら!
Pixel 9シリーズでは標準モデルの「Pixel 9」。AI処理のカメラ機能や最新のAndroidが使えるなど、Pixelシリーズならではの特徴がたくさんあります。
バッテリー持ちが良くてライカカメラ
シャープ「AQUOS R9」
2機種目は、シャープの「AQUOS R9」。本体価格は、10万7580円(ビックカメラ)です。
耐衝撃などの安心仕様が揃った、コスパに優れたハイエンドモデルです。上位モデルの「AQUOS R9 pro」が発表されましたが、SIMフリー版で約19万円なので今回の主旨的にはこちらでしょう。
ディスプレイは6.5型(Pro IGZO OLED)、リフレッシュレートは1-120Hz(疑似240Hz)。これまでのモデルよりもベゼルが狭くなり、画面輝度も明るくなって直射日光下でも見やすくなりました。
デザインも刷新しました。「miyake design」プロデュースによるシンプルで、使えば使うほどなじんでくるデザインです。本体サイズは約75×156×8.9mm、重さは約195gとややずっしりしています。
SoCには「Snapdragon 7+ Gen 3」を搭載。ミドルハイ向けのチップセットを採用していますが、動作は想像以上に快適で、「原神」やFPSなどの重いゲームも難なく楽しめます。気になる発熱もなく、省電力性能も優秀でした。
バッテリー容量は5000mAhと大容量。バッテリー持ちも良く、ライトユーザーなら1日は安心して利用できる安心の電池持ちです。
カメラは、ライカ監修のデュアルカメラ構成(50.3MP広角+50.3MP超広角)。レンズには、ライカブランドのHEKTORレンズを採用しています。広角には1/1.55インチセンサーを備え、光学式手ぶれ補正(OIS)搭載。色表現がとても良く、ハマるとエモい写真を量産できるカメラです。
生体認証は、顔・指紋ともに対応。指紋認証は、側面の電源ボタン一体型です。筆者が驚いたのは、スピーカー。「AQUOS」史上最大サイズを謳うステレオスピーカーは、想像以上に音が良く、臨場感溢れるサウンド体験を楽しめました。
そのほか、IP65/IP68防水防塵、耐衝撃、おサイフケータイ、microSDXCカード(最大1TB)、発売後から5年間のセキュリティーアップデートも保証されています。
「価格を抑えつつ、ライカ監修カメラ、耐衝撃などの安心仕様が全部入りのスマホが欲しい人」にオススメです。
◆AQUOS R9の詳細はこちら!
シャープの「AQUOS R9」は、同社がハイエンドに位置付ける「R」シリーズのスタンダードモデルだ(先日、最上位のproが発表された)。デザインが大きく変わったのが特徴で、中身は正統進化だった。
この連載の記事
-
第510回
スマホ
スマホは高くない! 2万円台で買えるオススメ格安エントリースマホ4選 -
第509回
スマホ
着せ替えスマホ「CMF Phone 1」はカスタマイズが楽しいが実用面での弱点もあり -
第508回
スマホ
たたんでも極薄9.2mm! 世界最薄折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」を試す -
第507回
スマホ
シャオミの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」は2億画素カメラに防水防塵など必要な機能が揃って6万円以下 -
第506回
スマホ
Galaxy Z Fold Special Editonを最速レビュー! 厚さ10.6mmの薄型折りたたみスマホ -
第505回
スマホ
シャオミの折りたたみ機「Xiaomi MIX Fold 4」は閉じても9.47mm! ライカカメラ搭載の激薄機をレビュー -
第504回
デジタル
唯一無二の3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」を早くも触った! 40万円の価値アリ! -
第503回
スマホ
シャオミのフラッグシップキラー「POCO F6 Pro」はハイパワー、急速充電、カメラのエモさが魅力 -
第502回
スマホ
vivoのカメラフォン「X100 Ultra」はカメラグリップでコンデジに変身する -
第501回
スマホ
1型センサーで世界一カメラのファーウェイスマホ「Pura 70 Ultra」はデジカメとして使いたくなる - この連載の一覧へ