BlackForestLabsは現地時間10月2日、新しい画像生成AIモデル「FLUX1.1 [pro]」を発表した。前モデルに比べても性能が高く、生成速度が速くなっている。コードネーム「Blueberry」でベンチマークサイトに登場し、性能の高さで注目されていたもの。
FLUX1.1 [pro]は、前モデルのFLUX.1 [pro]と比較して6倍の生成速度を実現しながら、画質や指示への忠実性、多様性も向上させている。Artificial Analysisの画像生成モデルランキングでは最高のEloスコアを獲得し、トップに躍り出た。
BlackForestLabsは同時に、開発者や企業向けのBFL APIベータ版の一般提供も開始した。FLUX1.1 [pro]の画像生成能力をアプリケーションに組み込めるようになる。APIの利用料金は1画像あたり4セントという低価格に設定されている。
FLUX1.1 [pro]は、Together.ai、Replicate、fal.ai、Freepikなどのプラットフォームからも利用できる。たとえばReplicateでは1画像あたり0.04ドル(約6円)で利用可能だ。