フレーム生成技術「AFMF 2」がゲームプレイを次のレベルへ
AMD、新たなフレーム生成技術「AMD Fluid Motion Frames (AFMF) 2」を搭載したAMD Software: Adrenalin Edition 24.9.1を発表!
2024年10月02日 11時00分更新
AMDは10月2日、新たに大幅なアップデートを施したAMD Software: Adrenalin Edition 24.9.1のリリースを発表した。
AFMFは、AMD Softwareに搭載された最先端のフレーム生成技術で、何千ものゲームでフレームレートとゲームプレイのスムーズさを向上させるという。これはAMD HYPR-RXの一部であり、ドライバー内およびゲーム内のAMDテクノロジーをワンクリックで自動的に有効にするパフォーマンス向上ソリューションだ。AI最適化の強化により、特にテンポの速いアクションシーンでのゲーム体験が向上するとしている。
さらに、AFMF 2はAMD Radeon RX 6000および7000シリーズのグラフィックスカードや、AMD RDNA 3アーキテクチャベースのRadeon統合グラフィックスを搭載したAMD Ryzenプロセッサでサポートされている。また、Radeonグラフィックスを統合したRyzen AI 9 HX 370を使用するラップトップでも利用可能だ。
互換性の具体例として、AFMF 2はVulkanとOpenGLの両タイトルをサポート。さらに、Radeon Chillとの相互運用性を持ち、最大リフレッシュレートを超える場合でもレイテンシーの低いフレームキャッピングが可能となり、画面のティアリングを防止する。
他にも、HYPRにチューニングされたゲームはAMD FSRやRadeon Anti-Lag 2などのゲーム内設定が自動的に有効になり、最適な体験が可能となるという。HYPR-Tuneのサポートは、「Black Myth: Wukong」、「Creatures of Ava」、「Frostpunk 2」、そして「God of War Ragnarök」にも拡大されている。
最後に、このアップデートにより、ジオメトリック・ダウンサンプリング(Geometric Downscaling)が導入され、ビデオ再生の品質が向上。これにより縮小されたウィンドウ内の視覚的アーティファクトが低減され、スムーズな映像が実現されるとしている。