【レビュー】画面に触れず片手で操作「Galaxy Watch 7」ジェスチャー機能の使い方まとめ
2024年09月14日 12時00分更新
電話もLINEも拒否できる「振って解除」
「振って解除」は、手首を2回ひねるように動かす操作。着信した電話を拒否したり、アラーム、タイマー、リマインダーなどの通知を解除したりできます。電話だけでなく「LINE」の通話も拒否でき、自分のスマホの「LINE」のトーク画面には「キャンセル」、相手のスマホのトーク画面には「応答なし」と表示されました。
なお、筆者の操作方法に問題があるのかもしれませんが、アラームやタイマーの通知はダブルピンチでも解除することができました。なので、使いやすい方法を行えばいいのでしょうが、「振って解除」はいきなり音が鳴って、それを消したいときのジェスチャー、という認識でよさそうです。
「トントン」には、よく使う機能・アプリを設定すべし
「トントン」は、手をグーにして、拳がお辞儀をするように手首を2回動かす操作。「トントン」と聞くと、机や扉などをノックする操作のように思えますが、実際には叩いても反応しません。何もない空間をトントンと叩くように動かすことがポイントです。
「トントン」は、よく使うアプリや機能を素早く起動するように設定できます。初期設定は「ライトがON」が設定されていて、画面が白く点灯。タッチベゼルを回して明るさを調整でき、タップするとチカチカと点滅させることができます。しかし、ジェスチャーが役立つのは画面に触れられない状況。明るさ調整もジェスチャーでできるといいのになぁと思ったのが本音。
「トントン」には、「最近使用したアプリを起動」「マイエクササイズ」「リマインダーを追加」などを設定可能。さらに、「ボイスコントローラー」「Googleウォレット」「Googleアシスタント」「カレンダー」「イヤホンコントローラー」なども設定可能。ただし、「イヤホンコントローラー」は、筆者が他社のワイヤレスイヤホン(Google Pixel Buds Pro)を接続させて試してみたところ、対応していないようでした。サムスンのイヤホンしか対応していないのかもしれません。
個人的には「Googleアシスタント」を設定しておくと便利に思えました。「トントン」で起動した後も、画面に触れず、声だけで操作できるので、ジェスチャー操作との相性は◎。将来的には「Gemini」にも対応させてもらいたいものです。

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