ファーウェイは、以前からウワサになっていた三つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT ULTIMATE DESIGN」を同社の本国である中国で発表した。9月20日の発売で、すでに予約受付を開始している。価格は、16GB/256GBモデルが19999元(約40万円)。
三つ折りを完全に開くと10.2型で
1つ開いていても完全に閉じていても使うことができる
iPhone 16に真っ向ぶつけてきたファーウェイの秘密兵器は三つ折り機。一目でわかるように、横折れ型の折りたたみスマホをさらに横にもう1段拡大して、三つ折りにしている。
完全に開いた状態のほか、1つ開いた状態、閉じた状態のいずれでも利用でき、画面サイズはそれぞれ10.2型(3184×2232)と7.9型(2048×2232)と6.4型(1008×2232)。閉じた状態では、完全に開いた状態の左側の画面が外に向くので、これまでの折りたたみ機のようなアウトディスプレーはない。パネルはLTPO技術を用いたOLED。
なお、開いた状態のサイズは219×156.7×3.6~4.75mm、閉じた状態では73.5×156.7×12.8mm。1枚あたりが非常に薄いので、3枚重なった状態でもそれほど厚みがないことがわかる。重量は約297g。
ファーウェイ製スマホだけにカメラも強力で、メインが可変絞り(F1.4~4.0)の5000万画素。1200万画素超広角に、ペリスコ型で光学5倍の1200万画素望遠の3眼構成。
なお、対応ネットワークや搭載SoCがスペック表にはハッキリは記されていない。OSはHarmonyOS 4.2。