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高解像度&100Hz表示対応でビジネスもゲームもOK! 27型&WQHDが“ちょうどいい” ディスプレー「VA2708-2K-MHD」

文●宮里圭介 編集●ASCII

提供: ビューソニックジャパン

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各種の設定操作は本体背面にあるジョイキーを使う

 ディスプレーの各種設定は、本体背面にある4方向+クリック操作が可能なジョイキーで行なう。

各種の設定は背面側から見て左下にあるジョイキーで操作する

 4方向のどちらかに倒すとメニューが表示され、上下左右で「ViewMode」「メインメニュー」「入力選択」「コントラスト/輝度」を選択できる。入力切り替えに素早くアクセスできるため、複数の機器を切り替えながら利用する場合に便利だ。

4つの機能を選択可能な最初のメニュー。クリックすると「終了」だ

「入力選択」ではHDMI1、HDMI2、DisplayPortを切り替えられる

 「ViewMode」は、プリセットの画質設定を選択するもの。「標準」だけでなく、「FPS」や「MOBA」などゲーム向けの設定や、「映画」「ウェブ」「テキスト」「MAC」「モノクロ」などが選択できる。

9つのプリセットを用意。素早く画質設定を切り替えられる

 また、「メインメニュー」を選ぶと、最初のメニューにあった「入力選択」や「ViewMode」に加え、「カラー調整」や「画像調整」が利用可能だ。プリセットとは違った色味や画質にしたいときに活用したい。

「カラー調整」では、好みの色へと細かく調整する機能が充実している

「画像調整」では、シャープネスといった項目以外に、応答速度の設定もある

 このほか、「設定メニュー」の項目では、言語やOSDメニュー表示、自動電源オフなどの動作設定ができるのだが、2つほど、機能に関係ある項目が含まれている。それが、「可変リフレッシュレート」と「1ms Mode」だ。

 「可変リフレッシュレート」は、100Hz固定とするのではなく、描画のフレームレートに合わせてリフレッシュレートも動的に変更していく機能。この機能を使うと、上下で画面がズレて表示されるティアリングや、一瞬カクッと画面が止まってしまうスタッタリングといった現象を軽減できる。

 「1ms Mode」は、応答時間を1msへと短縮する機能だ。ただし、「可変リフレッシュレート」をオンにすると「1ms Mode」がオフになる。これとは逆に、「1ms Mode」をオンにすると「可変リフレッシュレート」がオフになる。どちらか一方しか使えないので、利用する場合はよく考えて設定したい。

基本設定のほか、「可変リフレッシュレート」などの設定もある

メインのサイズアップやセカンドディスプレー用に

 VA2708-2K-MHDは27型と大きめながら、3辺狭ベゼルデザインを採用しているため、意外と場所を取らずに設置可能。そして、スタンドの台座が薄いため、キーボードなどを置いておけるというのも、使い勝手のいい部分だ。

 また、27型というサイズにぴったりなWQHDは見やすく、拡大表示せずにそのまま使えるのもうれしい。さらに、リフレッシュレートが高く、100Hz表示に対応しているのもポイント。ゲーミングディスプレーが欲しいけれど、その効果がわからず手を出しにくいという人が試してみるのにもよさそうだ。

WQHDの解像度は、27型の画面にぴったり。100Hzのリフレッシュレート対応もポイントだ

 いままでフルHDのディスプレーを使っていた人や、小型のディスプレーを使っていた人の乗り換えとして、本機はかなり有力な候補といえるだろう。価格も手頃なので、ノートPCと組み合わせて使ったり、セカンドディスプレー用として増設するにもちょうどいい。

 基本性能が高くて、シンプルで使いやすいディスプレーを探しているなら、ぜひチェックしてほしい。

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