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MSIがビジネス向けPRO Seriesの4K・IPSモデルを発売

27インチ4Kディスプレー「PRO MP273U」が3万円台、PIP/PBP機能で作業の合間にPS5もプレーできる

文●飯島範久 編集●三宅/ASCII

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

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人気の27インチ4K解像度で広色域IPSパネル採用

 ビジネスにおいて作業効率を上げるには、ディスプレーの解像度や見やすさは非常に重要だ。もちろん、パソコンの性能も重要ではあるが、まず目から情報を得て判断するため、使っていて快適なディスプレーであるほど作業効率に直結してくる。

 ゲーミングディスプレーだと、残像感のないハイリフレッシュレートと応答速度が求められるが、ビジネスユースだと激しい動きはないので、そこまで高スペックは求めない。むしろ色味がよく、見やすいことを重視し、できるだけ広い作業領域が確保できる解像度が欲しいところだ。

 エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)から発売された「PRO MP273U」は、人気の27インチという画面サイズで解像度は4K。しかも広色域表示のIPSパネルを採用しており、ビジネスユースはもちろん、クリエイティブな作業にも向いている。

MSIの27インチビジネスディスプレー「PRO MP273U」

 27インチで4K解像度だと、若干オーバースペックかもしれないが、その分繊細になるので、細かい文字でも読みやすくなる。また、写真や動画も鮮明さが増すので、作業のしやすい環境と言える。

 リフレッシュレートは60Hzで、応答速度は4ms(GTG)と従来のIPSパネルレベル。色域は、sRGBカバー率が99%、AdobeRGBが93%、DCI-P3が98%となっており、十分にクリエイティブな作業もこなせる。最大表示色は約10億7300万色で、輝度は300nit。コントラスト比は1000:1となっており、HDRにも対応していて発色的には十分に鮮やかである。

 ティアリングを抑えるAdaptive-Syncに対応。目に優しい機能として、ドイツの世界的な認証機関であるTUV認定のアンチフリッカーやブルーライトカット機能を搭載する。また、目の疲れを計測する、Eye-Q Check機能を搭載。テストパターンを見ることで、目の健康状態を確認し、疲労度を確認できる。

グリッド線がぼやけたり波打つように見えるなら、少し休んだほうがいい

乱視の確認。片目ずつ見て、一部の線が灰色の用に見えるようなら、少し休んだほうがいい

姿勢の確認。背筋を伸ばして、目のマークの位置に視線が来るようにすると、肩こりを低減して作業できる

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