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業界では飲食・サービス、規模別では中堅から大企業で多く発生

6.5人に1人が貴重な休日に“経費精算出社”を経験 ― TOKIUM調査

2024年08月08日 07時00分更新

文● ASCII

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 TOKIUMは、2024年8月7日、営業職を対象とした「経費精算出社」の実態調査の結果を発表した。

 同調査では、営業職の23.6%が、経費精算の申請のために出社をする経費精算出社の経験があると回答した。さらにその中の64.8%、つまり全体の約6.5人に1人が、会社が定めた休日に経費精算出社を経験している。

休日に経費精算のために出社したことがあるか

 業界別での経費精算出社の経験者の割合は、飲食・サービス業が30.9%と最も高く、製造業(27.1%)、不動産業(26.8%)が続く。

業界別の経費精算出社の割合

 企業規模別では、従業員が「300名以上〜2000名未満」が31.7%で最も割合が高く、「2000名以上〜5000名」(28.6%)、「5000名以上」(26.3%)が続き、中堅企業から大企業を中心に経費精算出社が多いという結果となった。

企業規模別の経費精算出社の割合

 経費精算の申請方法については、最も多いのは「PCのみでオンラインから申請」で35.5%、続いて「紙のみで申請」で27.0%となった。一方、「スマートフォンのみでオンラインから申請」と回答したのはわずか6.4%で、「場所を選ばずに経費精算ができないことによって、出社が発生している」とTOKIUMは分析している。

経費精算の申請方法

 同調査は、全国の営業職1100名を対象に、2024年7月下旬に実施されたもの。

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