キャンピングカーの王道!
キャブコンタイプも根強い人気
それではキャンピングカーの王道といえる、運転席部分以外を居住スペースに乗せ換えたキャブコン(キャブコンバージョン)タイプを見てみましょう。
三菱自動車のピックアップトラック「トライトン」の荷台部分にアドオンするキャブコンタイプのキャンピングカー。取り外しができるそうで、車検や自動車売却時に上物を取り外すだけで済むそうです。取り外しはかなり大変だと思いますが……
トヨタ「ハイラックス」をベースにしたVANTECHが作成したキャブコン。「世界の様々なフィールドを制覇するクロスカントリーキャンパー」というコンセプトで開発され、エクステリアは力強さを覚えるデザインが印象的。いっぽう室内は落ち着いたラグジーな雰囲気でした。
トヨタの「ダイナ」(トラック)をベースにしたキャブコン。このあたりのモデルになると、車内にトイレとシャワースペースが設置されているタイプになります。
VANTECH/CORDE Doggoはペットとの時間を大切にするというコンセプトのモデルで、車外にリードを頑丈に固定できるリードフックを設けたほか、リチウムイオンバッテリーを6kWh搭載。さらに240Wのソーラーパなるを天井に設けることで、エアコンを長時間可動できるようにしているとのこと。車内でペットがお留守番するときでも安心です。
NUTSの人気キャブコン「ボーダーバンクスtypeTハイパーエボリューション」。なんと納期3年待ちというから驚きです。室内の、特に就寝スペースはまるでホテルのよう。人気の理由も納得です。
都内ではあまり見かけませんが、けん引タイプのキャンピングカー「キャンピングトレーラー」をご紹介しましょう。スペインのエースキャラバンは、約330万円というプライスでありながら、キャブコンでは得られない室内の広さは魅力的。ちなみに重量が750kg以下なのでけん引免許は不要だそうです。
オートキャンプの本場であるアメリカのエアストリーム。世界最高峰のキャンピングカーと自認するだけあって、その空間に言葉を失います。サイズも大きく、全長6400×全幅2490×全高2900mm! もはや走る別荘といえそうです。
色々とキャンピングカーを見ていくうちに、クルマイベントというより住宅展示場に来たような気分に。見ているだけで楽しくなりますし、多くの人が来場するのも納得です。キャンピングカーショーは全国各地で開催されているので、一度足を運ばれてはいかがでしょうか? 最初は興味がなくても、次第に欲しくなること間違いナシです!