日本加除出版株式会社は7月25日、結婚生活に悩みを抱える人を「AIカウンセラー」と「AI司書」がサポートする情報提供サービス「離コンパス」を発表した。
離コンパスは、AIを活用した2つの機能を導入している。「AIカウンセラー」はユーザーの悩みに耳を傾け、心の整理を手伝う。「AI司書」はユーザーの悩みに合わせて日本加除出版の専門書籍を推薦し、要約とポイントを案内する。
サービスの対象は、結婚生活での不安や不満が膨らんでいるものの解決策が見えない人々。パートナーとの会話や専門家に相談する前に、自分の気持ちを整理し、冷静に状況を把握するための準備として利用できる。
2024年5月に成立した改正民法(家族法)により、親権制度が大きく見直された。この改正に伴い、離婚後の養育費や親子交流に関する取り決めがより重要になる。「離コンパス」はこうした法改正を踏まえ、適切で細やかなサポートを提供することを目指す。