米メタは現地時間7月23日、自社のAIアシスタント「Meta AI」の機能拡張と利用可能地域の拡大を発表。アップロードした写真から、自分のアバターを生成できるようになった。
利用可能地域にはアルゼンチン、チリ、コロンビア、エクアドル、メキシコ、ペルー、カメルーンが加わり、合計22ヵ国で利用可能になった。日本ではまだ利用できない。
新機能の目玉はAI画像生成ツール「Imagine me」。写真をアップロードするとテキストプロンプト(指示文)を使って自分のアバターを生成できる。たとえば「王族としての自分」や「シュルレアリスムの絵画の中の自分」といったプロンプトでアバターを作成可能だ。
画像編集機能も強化され、生成した画像内のオブジェクトを簡単に追加、削除、変更できるようになった。たとえば「金魚鉢の中でシュノーケリングをする猫」という画像を生成した後、「猫をコーギーに変更」というプロンプトだけで画像を調整することができる。
メタは今後2週間ごとにAI技術を更新し、新機能や言語サポートを追加していく予定。また、Meta AIには最新のAIモデル「Llama 3.1 405B」も導入され、数学やコーディングなどの複雑な質問に対応できるようになった。